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ベルギー珠玉の都市めぐり GEM City of Belgium

今回はアートをキーワードにベルギーのフランダース地方をめぐる旅だ。
絢爛豪華な歴史的建造物や中世に迷い混んだような錯覚を与える街並み。
フランダースの黄金時代の名残を感じながら、石畳の路地をそぞろ歩く愉しみ。
運河に切り妻屋根が映り込む水の都から北海に面した高級リゾート、
フランドル絵画を生み出した町、そしてシュルレアリズムの画家が暮らした町まで…、
ベルギーの珠玉の都市をめぐる旅が始まる。

写真・文=小坂伸一(地球の歩き方編集部)
取材協力=ベルギー・フランダース政府観光局ユーレイルグループGIE

インデックス

Brugge 幻惑の古都、ブルージュ。
女性誌で「行ってみたい町」ランキングでは、常に上位に入る憧れの町であり、北方のヴェネツィアとも呼ばれる水の都である。国際商業の中心がアントーワープに移ってからは、衰退の一途を辿ったが、19世紀末にローデンバックが小説『死都ブリュージュ』を描いたことにより、観光都市として蘇った。
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Oostende 鬼才アンソールの故郷、オステンド。
北海に面したオステンドはベルギー屈指のビーチリゾートだ。ブルージュからは普通列車で2駅、15分の所要時間である。ベルギー国王レオポルド2世が愛した土地でありリゾート地としても歴史が古い。そして、この地は20世紀美術の先駆者である画家ジェームズ・アンソールの故郷である。
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Antwerpen ルーベンス憂愁、アントワープ。
ベルギー第2の都市、アントワープはスヘルデ川の東岸に発達した貿易港であり、16世紀の中頃には、パリに次ぐ第二の都市にまで成長していた。経済と文化の隆盛を誇るなか、画家では16世紀にはピーテル・ブリューゲル、17世紀にはルーベンスが活躍している。ことにルーベンスの足跡が至るところに残る街。
Antwerpen ルーベンス憂愁、アントワープ。 詳細はこちら
Bruxelles マグリットの夢想、ブリュッセル。
ベルギー最大の都市にして、EUの本拠地であり、ベルギーとフランダースの首都ブリュッセル。1000年を超える歴史を持ち、立ち並ぶ歴史的建造物の数々からは、中世の栄華の時代が偲ばれる。特筆すべきはマグリットの存在。2009年にオープンしたマグリット美術館を始め、夫妻が暮らした家やマグリッドが通ったカフェなどを訪ねたい。
Bruxelles マグリットの夢想、ブリュッセル。 詳細はこちら
旅を終えて Epilogue
作家ローデンバックの描写が読者を惹きつけた水の都ブルージュ、アンソールが見続けたオステンドの海、ルーベンスの芸術を育んだアントワープ、マグリットが創作に励んだブリュッセル。アーティストたちの足跡をたどる旅は、美しい風景以上に、それぞれの町をより深い印象で記憶に刻みつけてくれる。
Bruxelles マグリットの夢想、ブリュッセル。 詳細はこちら

2011年04月


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