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ブランソン/Live Music Capital of the World

写真1:アンディ・ウイリアムズ劇場のビルボード。近くにはムーンリバーの名前を冠するレストランもある。

写真2:ショージ・タブチ劇場。劇場の裏には広大な駐車場が広がりその人気を裏付ける。

写真3:歓声に応えるマイク伊藤さん。彼は、フィドル(バイオリン)、バンジョー、マンドリンを演奏する。

写真4:音楽の合間にコメディショーが入る。英語が苦手でも、彼らのしぐさや爆笑する観客の雰囲気で十分楽しめる。


ブランソン Branson(MO)
Live Music Capital of the World

ブランソンは、ミズーリ州の南部、アーカンソー州にほど近い山あいにある人口6000人ほどの小さな町だ。 しかし、そんな小さな町に40軒以上の劇場がひしめき、連日120以上ものライブショーが開催され、 年間700万人以上の観光客がショーを目当てにやってくる、ラスベガスも顔負けのエンターテインメントシティなのだ。
「ムーン・リバー」や「ある愛の詩」などで日本でも人気の高かったアンディ・ウイリアムズは、この地が気に入って自分の劇場を作り、 80歳を越える今でもショーの舞台に立つ。
最初に、カントリーというもっともアメリカらしい音楽の歌手たちが集まり、ここのライブショーが始まった。 そして今でもショーの主流を占める。そんな真っ只中でマイク伊藤、ショージ・タブチという二人の日本人奏者が長年活躍し、人気を博してもいる。 アメリカ音楽やライブ好きなら、是非一度は訪れてその真髄に触れて欲しいユニークな町だ。
もともとブランソンはふたつの湖とオザーク Ozark 山地の緑に囲まれた自然豊かなところで、釣りなどアウトドアスポーツを楽しむ拠点としても人気があった。 近年、ダウンタウンのタニーコモ湖 Lake Taneykomo 湖畔にブランソン・ランディングというショッピングモールがオープンし、 古きよきアメリカの田舎町にモダンな設備も整ってきた。 快適で心安らぐリゾートとして、次の旅行先に訪れる価値は十分あるだろう。

☆ボールノーバーズがスミソニアンに!

この取材レポートの最後のまとめに取り掛かっていたとき、アメリカからうれしいニュースが飛び込んできた。
ボールノーバーズ劇場(写真3,4)の初期の舞台衣装やパンフレットなどがスミソニアン協会に寄贈され、 ワシントンDCにあるスミソニアン博物館群の、国立アメリカ歴史博物館The National Museum of American Historyに展示されることになったのだ。
アメリカ歴史博物館は、アメリカの歴史と文化を形づくってきた「政治」、「科学技術」から「スポーツ」や「大衆の娯楽」に至るまで、 あらゆる分野からのコレクションを誇る、まさにありのままのアメリカを知ることのできる博物館だ。
Baldknobbers Jamboree Showは、まさにアメリカの大衆文化の歴史になったのだ。

2011年3月



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地球の歩き方ガイドブック 編集部