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ナッチェス 南北戦争以前の、繁栄を謳歌した南部の名残

写真1:スタントンホール。ナッチェスでも指折りの美しい邸宅。史跡にも指定されていて、内部を見学できる

写真2:今でも現役の図書館の建物。

写真3:アメリカで最初のプロテスタント長老派の教会。

写真4:ここが、アメリカで一番長く「銀行」を営んでいる建物だそうだ。


ナッチェス Natchez (MS)
南北戦争以前の、繁栄を謳歌した南部の名残り

地名の由来は、16世紀にこの地に住んでいた先住民のナッチェス族。18世紀以降には、旧大陸からフランス人、スペイン人、イギリス人が相次いで入植したため、それぞれの文化の影響が残り、町に独特の雰囲気をもたらしている。
ナッチェスの黄金時代は、19世紀。綿花輸送の拠点として空前の繁栄を謳歌した。アメリカで最初の「富豪」は、ナッチェスの大農園主だったという。ナッチェスはミシシッピ川沿いの港でありながら、高台になっているため川の氾濫に悩まされることもなかった。富豪たちは競ってここに豪邸を建てたのだ。
ナッチェスの町には、そんなかつての栄光の跡と富豪たちの豪邸がそのままの姿で残る。タイムマシンで19世紀に戻ってしまったようなダウンタウンを散策したり馬車に乗ってのんびり見て回ろう。

ナッチェスでは、古い邸宅をリフォームした雰囲気のあるレストランで、ケイジャンやクレオールなど南部スタイルの料理を楽しむことができる。なかでもスタントンホール(写真1)の敷地内にあるCarriage House Restaurantは、名店のひとつ。

2011年3月



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地球の歩き方ガイドブック 編集部