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ゾウが目の前に!クルーガーでサファリ

南アフリカに来たら何はともあれクルーガーへ。ここではビッグ5(見つけにくい、あるいはかつてハンターにとって危険とされた動物=ライオン、ゾウ、ヒョウ、サイ、バッファロー)などの野生動物が次々と現れる世界的に有名なスポットだ。クルーガー国立公園内でも動物を探すことができるが、運転エリアや速度、外出時刻などに制限が設けられているので、国立公園に隣接する私営動物保護区内のロッジに滞在しよう。各ロッジでは、4WDのオープンカーによるゲーム・ドライブを、動物の動きが活発になる早朝と、夕方から夜にかけて行っている。時折ブッシュの中に分け入って動物と目と鼻の先の距離まで近づくこともあって、迫力満点のサファリが楽しめる。

朝も、夕方も、夜もサファリ三昧でビッグ5に何度も遭遇

まだ薄暗く肌寒い早朝、4WDはビッグ5を求めてブッシュを疾走していた。ここはクルーガ国立公園に隣接しているマラマラ・ゲーム・リザーブ。柵がない両方のエリアを動物は自由に行き来しているが、私営保護区の場合はより深くブッシュに入り込むので、動物が目の前で見られる場合が多い。その評判どおりスタッフ(サファリレンジャー)はヒョウやキリン、シマウマなど次々と動物を発見し、鼻息が届くかと思うような距離で停車する。と、その時! ライオン発見との情報が。現場に急行すると、連絡を受けた他の4WDも次々と集結し、ライオンを取り囲む。鳴り響くのは観光客のシャッター音。そんな状況なのに、ライオンは何事もなかったかのように、4WDの前を悠々と通り過ぎる。
夕方のサファリでは、動物を観察した後のサンダウナー(ワインや軽食)もお楽しみ。ここでブッシュに沈む夕日を見届けた後にナイトサファリが始まる。静寂を切り裂くように、昼間見かけたライオンのオスが雄叫びを上げながらテリトリー内を闊歩した。
翌日のゲーム・ドライブでは、シロサイの家族が草を食べながらこちらに近づいてくるのに遭遇。静かなブッシュに草をかみ砕く音だけが響き渡る。自然の力強さ、荘厳さをも感じられるサファリだった。

オープンの4WDで進むゲーム・ドライブ

オープンの4WDで進むゲーム・ドライブ

ナイト・サファリではライオンも立ち上がって吠える

ナイト・サファリではライオンも立ち上がって吠える

サンダウナーでは客どうし話もはずむ

サンダウナーでは客どうし話もはずむ

草を食べながら一列に歩くシロサイは迫力満点

草を食べながら一列に歩くシロサイは迫力満点


これがビッグ5! (  )内はシャンガーン語

ライオンLion(Ngala):ネコ科の動物で、群を作って行動する。1頭発見できた場合、周囲にも何頭かいる場合が多い。

ライオンLion(Ngala):ネコ科の動物で、群れを作って行動する。1頭発見できた場合、周囲にも何頭かいる場合が多い。

ゾウElephant(Ndlompfu):群を作って行動する。1日あたりの食事量は250〜300kgで、1日中食べながら移動する。

ゾウElephant(Ndlompfu):群れを作って行動する。1日あたりの食事量は250〜300kgで、1日中食べながら移動する。

ヒョウLeopard(Ngwe):木上にいることも多いので、ビッグ5のなかで見つけるのが一番難しいといわれる。

ヒョウLeopard(Ngwe):木の上にいることも多いので、ビッグ5のなかで見つけるのが一番難しいといわれる。


シロサイWhite Rhinoceros(Mhelembe):視力は悪いが、嗅覚と聴覚は優れている。シロサイは比較的見つけやすいが、クロサイはなかなか現れない。

シロサイWhite Rhinoceros(Mhelembe):視力は悪いが、嗅覚と聴覚は優れている。シロサイは比較的見つけやすいが、クロサイはなかなか現れない。

アフリカバッファローCape Buffalo(Nyari):発情期には1頭のメスに対してオスが数頭集まる。単独のオスは気性が荒れている可能性が高い。

アフリカバッファローCape Buffalo(Nyari):発情期には1頭のメスに対してオスが数頭集まる。単独のオスは気性が荒れている可能性が高い。


サファリで泊まるならお宿はこちら

サファリを満喫するなら、クルーガー国立公園に隣接した私営動物保護区のマラマラ・ゲーム・リザーブへ。クルーガー国立公園にも宿泊施設はあって、もちろんサファリができるが、国立公園内なので、運転エリアや速度、外出時刻などに制限が設けられている。効率よく動物を見るなら私営保護区のほうがいい。私営なのでブッシュに分け入って動物の近くに寄るのもOK。少人数のオープンカーで回るから、客のリクエストに応えた小回りもきく。
マラマラ・ゲーム・リザーブで案内してくれるレンジャーはビッグ5の記録を毎日付けており、テリトリーを把握している。ゲーム・ドライブでのビッグ5の遭遇率はなんと98%を越えるとか。1回のゲーム・ドライブで最低でも4種類は見ることができるとのこと。
朝のゲーム・ドライブに始まり、川とブッシュを眺めながらの朝食(これがさわやかで気分最高。ときにはカバなどの動物が顔を見せることも!)、午後はのんびり自由時間(昼食)を過ごし、夕方のゲーム・ドライブに出かける。日が暮れればたき火を囲んでの夕食で、サファリの成果をデジカメで確かめ合い、旅人同士の話に花が咲く。別館のラッタリーはハネムーナーに人気で、全室独立したヴィクトリア様式のコテージが点在する。客室まではカートで移動。リクエストをすればゲーム・ドライブ中に客室に食事が準備されているので、食事時間もふたりっきりの世界に浸ることもできる。

部屋のバルコニーから広大なサバンナの眺めを独占

部屋のバルコニーから広大なサバンナの眺めを独占できそう!

ハネムナーに人気の別館ラッタリーの客室

ハネムナーに人気の別館ラッタリーの客室


2011年05月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部