ガイドブック編集部 > 特集 > サファリも、絶景も! 10日で満喫!南アフリカの旅 > 世界が注目する南アフリカワインで乾杯!

世界が注目する南アフリカワインで乾杯!

ケープタウンからちょっと足を延ばしてワイン・ランドへ。このエリアはその名のとおり南アフリカを代表するワインの産地。一帯には標高1000〜1500mの山々が連なり、麓にブドウ畑が広がっている。ワイナリーでの楽しみは、醸造所の見学ツアーやテイスティング。店には卸していないワインもあるので、気に入ったら迷わずGETしよう。ワイン・ランドではワイナリーが経営するレストランがおすすめ。いろいろなワインを試せるし、メニューもワインに合うように構成される。ケープタウンから遠くないのに、ワイン・ランドの夜空はとっても清らか。食後のひととき、満天の星&天の川を眺めるチャンスがあるかもしれない。

ワイン・ランドをぐるっとドライブ

ケープタウンから車で1時間ほど東に、ワイン・ランドと呼ばれる地域がある。ステレンボッシュやフランシュフックは南アフリカワイン生産のパイオニアの地。たくさんのワイナリーがあり、今回の旅で楽しみにしていたのが、醸造所での飲み比べなのだ。
ワイナリー巡りはディレア・グラフのワイナリーからスタート。テイスティングで秀逸だったのはソーヴィニョン・ブラン(白)。フルーティな味わいなので、南アフリカワインが初めての人にもおすすめ。また、ディレア・グラフのワインは希少なんだとか。気に入ったものは逃さないで買うのがマル!
ディレア・グラフを後にしてフランシュフックへドライブ。この町はフランス系住民が開拓し、フランス式のワイン造りの技術も伝えたので、ワイナリーの名前もフランス風のものが多い。レストランで提供される料理もフランス料理のエッセンスを取り入れており、ワインとの相性はバッチリ。また、町の目抜き通りからもワイン畑が見え、のどかな雰囲気が漂っている。
帰路にボーシェンダールのワイナリーに寄った。テイスティングではどのワインも甲乙付けがたかったが、メルローとカベルネ・ソーヴィニョンのブレンドは、果実のフレーバーと樽の香りのハーモニーが印象的。ついつい飲み過ぎてしまう危ういワイン♪だった。
ゆっくり見学して回っても約半日のルート。赤茶色の山と緑のブドウ旗畑、それに青い空。色彩のコントラストにも酔ってしまいそうなドライブだ。

樽で寝かせているワイン。南半球なのでワインの収穫は2〜3月

樽で寝かせているワイン。
南半球なのでワインの収穫は2〜3月

ワイン・ランドのおすすめワイナリー

ステレンボッシュにあるディレア・グラフはワイナリーが経営するホテル&レストラン。ケープダッチ様式の客室からはワイン畑の眺めを独占することができる。メインダイニングのほかに東南アジア料理のレストランを併設し、白米を食べることができるのもポイントが高い。
フランシュフックは南アフリカ有数の「美食の町」。ホート・カブリエールは1694年に創業した老舗ワイナリーで、フランス系移住者のピエール・ジュールダンが開拓した。レストランの回りは看板のワインであるピノ・ノワール種の畑が広がる。またこのレストランでは、ワイナリーのオーナーがいるときにスパークリングワインをボトルで注文すれば、剣でコルクを勢いよく抜くサービスを行っている。人気のカルー産ラムチョップなら、シェフおすすめのワインはピノ・ノワール。アプリコットソースがかかり、ジューシーで柔らかな食感のラムと、繊細な味わいのピノ・ノワールとの相性は抜群だ。
ボーシェンダールは1685年創業の、南アフリカ国内で2番目に古いワイナリー。ワイナリーの見学ツアーでは、醸造所や貯蔵庫を見学したが、圧巻なのは貯蔵庫の樽の量。樽は2〜4段に重ねられ、貯蔵庫内には約3500個の樽が保管されているという。

ディレア・グラフのテイスティング・コーナー

ディレア・グラフのテイスティング・コーナー

バルコニーからは各客室専用のプール越しにブドウ畑が見える

バルコニーからは各客室専用のプール越しにブドウ畑が見える


ホート・カブリエールのイチ押しメニュー。ラムチョップも大きい!

ホート・カブリエールのイチ押しメニュー。ラムチョップも大きい!

フランスのカーヴの雰囲気も!

フランスのカーヴの雰囲気も!


晴天率を物語る青い空。ブドウ作りにぴったり

晴天率を物語る青い空。ブドウ作りにぴったり

ボーシェンダールの倉にずらりと並んだ樽が圧巻

ボーシェンダールの倉にずらりと並んだ樽が圧巻


南アフリカワインはおいしい!

南アフリカワインは、日本へも輸入量がずいぶん増えて、ちょっとした酒屋さんでも見かけるようになった。それもそのはずワイン生産量は世界第8位で、年間10億リットル前後を生産している。品質がいいのに、まだまだ価格が安いことも人気の秘密。
おもな産地は、ケープ地方。このあたりの気候はヨーロッパの産地と同じ地中海性気候なので、ブドウの発育には最適だ。
南アフリカワインの歴史は意外と古く、最初のワインは1659年に造られた。その後、ステレンボッシュや周辺の地域にも生産地域は拡大。1688年にはフランス系住民が入植し、フランシュフックのワイン畑を開拓し、南アフリカワインの技術力は向上した。
南アフリカのワインは使用する農薬の量が少ないといわれている。その理由は、ケープ地方特有の風「ケープドクター」によるもの。南東からの強風が害虫を吹き飛ばすので、農薬の使用料は最小限に押さえることができるからだ。

ホート・ガブリエールのワイン

ホート・ガブリエールのワイン


2011年05月


ページ上部に戻る
地球の歩き方ガイドブック 編集部