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ガーデンルートで216mの橋から落下!?

ポート・エリザベス空港に到着後、ジェフリーズ・ベイを経由し、チチカマ国立公園のあるストームス・リバーへ。ストームス・リバーから始まるガーデンルートは、南アフリカを代表するリゾート地。ヨーロッパからの観光客が闊歩し、整備された海岸地区には多くの別荘が建ち並ぶ。ここでは緑豊かな森林や湖沼、切り立った渓谷、花園など色とりどりの景色が広がり、自然のなかでバンジージャンプなどのアトラクションが楽しめる。緑濃い自然は、今までのイメージにない「南アフリカ」が発見できるはず。ハイライトはナイズナ湾のサンセットクルーズ。覚えたての南アフリカワインと、とれたてオイスターに舌鼓を打とう。

チチカマの森で木々の間をムササビのように飛び回る?

南アフリカといえば、どちらかというと厳しい自然というイメージがあるかもしれない。ところがここチチカマ国立公園は緑濃いところ。森林浴や渓谷をハイキングなど、新しい楽しみ方がある。
ここでのおすすめは、キャノピー・ツアー。高さ30mほどのオウテニカ・イエローウッドの木の間にワイヤーが何本も張られ、そこを滑車にぶら下がりながら「シャーッ」と華麗に飛び移る遊びだ。全身で受け止める風や、ジャングルを思わせる草いきれが心地よい。まるでターザンかムササビになった気分!
キャノピー・ツアーで使うワイヤーは、樹木を傷つけないためにゴムのパッドをあてている。自然もいたわりながら、お客さんを上手に楽しませるという姿勢も素敵だった。

ちょっと重そうだけど華麗(?)に飛んだ!ン

ちょっと重そうだけど華麗(?)に飛んだ!


思わずびびっちゃう? 高さ216mからのバンジージャンプ

渓谷の底に向け、思い切ってジャンプ!

渓谷の底に向け、思い切ってジャンプ!

「バンジージャンプ」って言葉だけでも怖いのに、ここブルークランズ橋の飛び降り地点の高さは216mもあるんだそう。なんと池袋のサンシャイン60(約226m)とほぼ同じ高さだ。スタッフからは「渓谷の眺め、キレイだから楽しんでよ」といわれたが、そんな余裕あるもんか!
飛び降り地点に到着し、スタートの順番が近づくと、アップテンポの曲が流れ始めた。緊張感をほぐすためにリズムに合わせて体を動かすように指示される。だけど動きはガッチガチ。スタッフの「リラックス」という言葉がむなしく響く。
ああ、そうこうするうちに足首はロープに固定され、両脇をスタッフに抱えられてスタート地点へ。下を見る余裕はまるでない。カウントダウンが始まるが、うわの空だ。
その瞬間、奈落の底へ落ちた。というか、落とされた。気付いたら上からスタッフが引き上げにやってきたから、頭が真っ白だったってことか。先に落ちていったお客さんに下で聞いたら「爽快! もう1回、やろうかな」って言っていた。すごい……。 遠くの展望台から眺めていた人から「見るだけでも怖いよ、でも楽しかった」と言われた。さあ、アナタはチャレンジする? 見るだけにする?

ワイン片手にロマンティックなサンセットクルーズへハートマーク

ナイズナ観光のハイライトは、ナイズナ湾とインド洋を巡るサンセットクルーズ。乗客は新婚旅行のカップルや、ドイツからのハネムーナー、ロンドンっ子やニューヨーカーなど、少数ながらも国際色豊かな顔ぶれ。
クルーズ船はウォーターフロントの34サウス・レストランの前から出港し、ナイズナ湾へ。ウォーターフロントにかかる吊り橋が上がり、心地よい海風が感じられる頃にウエルカムドリンクのワインで乾杯! 湾内の瀟洒な別荘やザ・ヘッズというふたつの崖の景観を楽しみながらインド洋へ向かう。この船は、安定航行に入ると乗客に舵を握らせてくれる。交代でチャレンジするも、思うように進まず難しい。
フェザーベッド自然保護地区の崖と湾が夕日に染まる頃、シーフードや巻き寿司のオードブルが用意される。湾内の景観を楽しみながら、みんなで食べるオードブルは格別な味だ。
船がウォーターフロントに戻る頃には日が沈む。ロマンティックな港のライトアップは、きっとクルーズの締めくくりをお祝いしてくれているに違いない。

ムール貝や太巻きのオードブルを囲んで

ムール貝や太巻きのオードブルを囲んで

ロマンティックなインド洋の夕日

ロマンティックなインド洋の夕日

乗客も操舵させてくれる

乗客も操舵させてくれる


ガーデンルートのお宿&グルメはこちら

ガーデンルートのアクティビティを楽しむための拠点になる町は、ストームス・リバーとナイズナ。このどちらかで宿をとることをおすすめしたい。ストームス・リバーのプロテアホテル・チチカマは、19世紀の建物を利用したホテル。ケープダッチ様式またはヴィクトリア様式の客室が多くコロニアルな雰囲気。また、ツアー会社チチカマ・キャノピー・ツアーズにも隣接している。
ナイズナのティセン島にあるターバインは、火力発電所の建物を利用しているという変わりダネホテル。かつての設備をオブジェとして展示しているので産業博物館に滞在しているような気分になるかも。
海岸線に沿っている「ガーデンルート」では、インド洋の幸を使ったシーフードをぜひ。タパス・ラパ・シーサイドはジェフリーズ・ベイにあり、カラごと食べられるエビ料理が人気。
ナイズナを代表するシーフードはオイスター。名店34サウス・レストランで食べる天然のオイスターは「オイスターにウルサイ日本人」の舌をもうならせる絶品。濃厚な天然オイスターをぜひ味わってほしい。

プロテアホテル・チチカマの客室 梁や家具の木の風合いが素朴

プロテアホテル・チチカマの客室
梁や家具の木の風合いが素朴

レセプション棟も古い建物をきれいにして使っている

レセプション棟も古い建物をきれいにして使っている


廃止された火力発電所を利用したユニークなホテル

廃止された火力発電所を利用したユニークなホテル

ホテルの廊下もこんな具合……

ホテルの廊下もこんな具合……


エビのグリルは一番人気

エビのグリルは一番人気

タパス・ラパ・シーサイドの床は砂浜だから裸足でOK

タパス・ラパ・シーサイドの床は砂浜だから裸足でOK


34サウス・レストランの名物、丸く平たいオイスター

34サウス・レストランの名物、丸く平たいオイスター

天井が高く、開放感いっぱいのカジュアルさが人気

天井が高く、開放感いっぱいのカジュアルさが人気


チチカマ国立公園

森や海岸など多様な自然が楽しめる

森林浴や海岸散策など多様な自然が楽しめる

チチカマ国立公園は、風光明媚なガーデンルートを代表する観光スポット。緑豊かなチチカマの森、インド洋の青い海、波に浸食された海岸線、樹齢800年の「ビッグツリー」やタンニンを含んだストームス・リバーなど、見どころがいっぱいだ。公園内には初心者でも楽しめるハイキングルートが設定されている。森の香りやインド洋からの潮風を浴びながら景観を楽しんでみよう。

2011年05月


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地球の歩き方ガイドブック 編集部