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世界遺産への登録が待たれる鉱山とレースの町/イドリア

山々に囲まれたイドリア。鉱山から掘り出された水銀は世界各国へ輸出され、一部は遠く日本までも運ばれた。奥の時計台がある建物がイドリア城。かつては鉱山の管理センターだったが、今はレース博物館となっている

街の中心の広場から東側の黄葉し始めた周囲の山を望む。この広場の周囲には1898年に建てられたセセッション様式の市庁舎や1876年建造の鉱山経営の公学校があり、人々が集まる場所となっている

レース博物館(イドリア城)の展示。ボビンに巻きつけられた糸をピロー越しに交差させるようにして編んでいく。ここでは大きなテーブルクロスやドレスなど、イドリア・レースの集大成とも言える作品を見ることができる

木製の水車としてはヨーロッパ最大。1790年に造られ、1948年まで稼働。鉱山の動力源の一つとして活用された。直径13.6メートル。動いているところを、ぜひ見たかった


世界遺産への登録が待たれる鉱山とレースの町
/イドリア

水銀鉱山とイドリア・レースで知られる谷間の町。ユネスコ世界遺産への登録も間近だという。水銀が発見されたのはおよそ520年前の1490年。以来、この町の地下には文字通り網の目のように坑道が張り巡らされ、1500年に掘削が開始されたアンソニーの坑道と呼ばれる坑道の上部が現在は観光用に使われている。鉱山は世界第2位の水銀産出量を誇ったが、1988年から閉山の準備が始まり、2009年に完全に閉山された。またボビンを使ったレース編みも世界的に有名で、1696年にはイドリア・レースの最初の記録が古文書に記されておりその歴史も長い。

●イドリアの情報サイト www.idrija-turizem.si/

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水銀を探しにアンソニーの坑道へ

水銀を探しにアンソニーの坑道へ

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水銀を探しにアンソニーの坑道へ

2012年1月



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