ガイドブック編集部 > 特集 > バルカン半島南西部 ぐるっと1000キロ強行軍 > プリズレン

プリズレン/プリズレン連盟で歴史に名を残す古都

ビストリツァ(Bistrica)川に架かるオスマン帝国時代の1534年に建造された石橋。到着したのが日没後の19時半すぎであったため、背後の街並みや山上の要塞を望むことができず残念。昼間の訪問ならまったく印象の異なる風景に出合える。ここで紹介する写真は夜間の手持ち撮影のため、変わり映えのしないものが並んでいるがご容赦を

1615年に建てられたシナン・パシャ・モスク。高さ43.5メートルのミナレットは街のランドマークにもなっている。建物自体は1辺がおよそ14メートルの正方形をなしている

ビストリツァ川南岸沿いには、川側にテラスが設けられたレストランが並ぶ。夜間のため背後の景色が見えないため、ベラットのマンガレム地区の「千の窓を持つ街」を彷彿とさせる

石橋からビストリツァ川沿いを東へ約400メートルほど進むと、プリズレン同盟博物館がある。オスマン帝国からセルビア王国が独立した1878年、アルバニア人は「プリズレン同盟」を結成、その後プリズレンはアルバニア独立運動の中心地となっていった


プリズレン/プリズレン連盟で歴史に名を残す古都

都市としての起源を古代ローマまで遡ることができる歴史ある街。中世のセルビア王国の統治下では、宮廷が置かれ政治の中心地として機能。その後、オスマン帝国支配下におけるコソヴォ州においても文化の中心となり、イスラム系住民が多くを占めるようになるとアルバニア文化の最大級の都市となった。アルバニア独立運動の中核地ともなり、1878年にはここで「プリズレン同盟」が結成されることになる。街並みには、オスマン帝国の影響が強く見られモスクも多く残る。セルビア正教教会も存在するものの、ほとんどはコソヴォ紛争時に破壊され近年になって修復された。この街の背景には、長く複雑な歴史がある。その歴史を多少でも理解してから訪れると、旅はさらに興味深いものとなる。

スライドショー

街の見どころ

街の見どころ

上記の写真をクリックして表示されるサムネールの画像をさらにクリックするとそれぞれのテーマのスライドショーをスタートすることができます。

街の見どころ

2013年7月



ページ上部に戻る
地球の歩き方ガイドブック 編集部