ガイドブック編集部 > 特集 > ノルウェー鉄道の旅 > 景勝ルート「ラウマ鉄道」の旅

ノルウェーの景勝ルートといえば、オスロ〜ベルゲン間のベルゲン線、ミュルダール〜フロム間のフロム鉄道が有名だが、今回はもうひとつの景勝ルートであるラウマ鉄道を紹介する。

ラウマ鉄道は、オスロから344kmの地点にあるドンボスDombasとガイランゲルフィヨルド観光の基点のひとつであるオンダルスネスAndalsnes を結ぶ全長114kmの鉄道である。運行は1日4往復。ドンボス〜オンダルスネス間の所要時間は、約1時間20分である。

英語圏の旅行ガイドブックでは著名な「ロンリープラネット(Lonely Planet)」では、ラウマ鉄道を「ヨーロッパでは最高の景勝路線」と紹介している。

ラウマ鉄道の列車

ラウマ鉄道は、ノルウェー鉄道(NSB)によって運行している。運行している列車は、中長距離列車のカテゴリーであるリージョン Regiontogである。他の路線等は異なり、2両編成のかわいらしい気動車である。夏季のベストシーズンでは、3つの編成が併結した6両編成で運行される。車内は横2+2席のオープンサロンタイプの座席。

ラウマ鉄道の列車

ラウマ鉄道の2等車内


ラウマ鉄道のルート

ラウマ鉄道の停車駅は、ドンボス、Lesja、Lesjaverk、ビヨルリBjorli、オンダルスネスの5つ。ビヨルリは有人駅である。ラウマ鉄道はラウマ川の峡谷に沿うようにルートが敷かれている。ラウマ鉄道のハイライトは、ビヨルリBjorli〜オンダルスネス間である。ポイントはラウマ川にかかる橋、峡谷と高低差である。

ビヨルリを出発した列車はラウマ川を渡り、旧Stuguflaten駅を過ぎたあたりで、再びラウマ川を渡る。ここに架かる橋が全長約54mのStuguflat Bridge。石造りの橋はラウマ鉄道を紹介するパンフレット等で使用されることが多い。Vermaを過ぎるともうひとつのハイライト区間となる。対岸との高低差を克服するためのループトンネルとラウマ川にかかる全長74mのKylling Bridge。ラウマ鉄道の有名な撮影ポイントのひとつである。

このハイライト区間を過ぎると終着駅オンダルスネスに到着する。

出発地点のドンボス駅。
オスロからの列車とは同じホームでの乗換え

Stuguflåt Bridge

©Leif J Olestad

夏のビヨルリ駅

©Leif J Olestad

冬のビヨルリ駅

Kylling Bridge

©Leif J Olestad

終点のオンダルスネス駅




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地球の歩き方ガイドブック 編集部