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優しい光に包まれて アントワープ ANTWERPEN

2014年開催予定
◆クリスマスマーケット:12/6〜12/28

絵画のようなライトアップにうっとり

日本人にとっては『フランダースの犬』の舞台という印象が強いアントワープですが、町の名前の由来となった伝説をご存知でしょうか?その昔、この町で乱暴を繰り返していた巨人アンティゴンに、ブラボーという名のローマ兵士が立ち向かい、巨人の「手(ant)」を切り落とし、川に「投げた(werpen)」ことから、アントワープAntwerpenの名前がついたといわれています。市庁舎の前で、手を今にも投げようとしている像がブラボー。彼が踏んでいるのが巨人アンティゴンなのです。

バランスのとれたルネッサンス建築の市庁舎は、1561年〜1565年にかけて建てられました。ゴージャスなライトアップが映える市庁舎とツリーをバックにブラボー像を撮れば、アントワープらしい1枚が撮影できるでしょう。

ぬくもりを感じるマーケット

クリスマスマーケットは、ブラボー像のある市庁舎前広場と、市庁舎からスヘルデ川に向かうSuikerrui通り、さらにルーベンスの像があるフルン広場Groenplaatsなど、各所で開かれています。

フルン広場には焚き火があって、夜になると暖をとろうと続々と人が集まってきます。屋台で買ったホットワインを飲みながら火を囲めば、知らない者同士でも自然と会話が生まれるから不思議。ほっこりと心まで温めてくれるマーケットなのです。

 聖母大聖堂

『フランダースの犬』のネロ少年がどうしても見たかったルーベンスの名作『キリスト降架』があるのがここ、聖母大聖堂。

1352年に建てられたベルギーで最も大きなゴシック教会です。この時期、大聖堂前にはキリスト生誕の場面を再現した「クレッシュ」とツリーが飾られ、特に夜はいつも以上に荘厳な雰囲気に包まれます。

大聖堂の前には、日本のトヨタ自動車から寄贈されたネロとパトラッシュのモニュメントが横たわっています。

悲しい物語なのでベルギー人にはあまり人気がなかったようですが、日本人にとっては不朽の名作。

ちなみに今回立ち寄った際、よく見ると石碑の上に犬の足跡が! これはもしや…と想像を膨らませずにはいられませんでした。

2014年10月

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