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北米最大の人気リゾート
ベイル VAIL

北米で常に人気上位に入るスキーリゾート、ベイル。
成田からユナイテッド航空の直行便に乗り、約10時間半でデンバー空港へ到着。入国審査も簡単に通り抜け、シャトルバスに乗り換え。
コロラドの山々を眺めながら約2時間半、快適なハイウエイを走り、夕方前にベイルに到着。
まずはレンタルショップへ。高級ホテルやコンドミニアムが建ち並ぶリゾートタウンとして洗練された街並みを歩きながら、スキーなどの一式をレンタルしたら、すこしおしゃれをして夕食に出かけ、明日からの滑りの調子を整えよう。

©Vail Resorts


日本のスキー場の比じゃない、この広大なゲレンデ!

2012年に開設50周年を迎えたベイルはフロントサイド、バックボウル、ブルースカイベイスンと大きく3つのエリアに分かれている。メインのフロントサイドだけでも2つのリゾートタウンにまたがり、数日の滞在ではとても滑りきれない広大さは、志賀高原の約5倍とも言われ、日本のスキー場の比ではない。

まずは、その日のグルーミングレポート兼ゲレンデマップを手に入れる。通常のコースガイドに加え、その日のゲレンデの降雪状態や天候予想などとともに、圧雪されているコースがひとめでわかる。



イーグルバーンゴンドラに乗車して、標高3155メートルを目指す。
この日は平日だったが、ゴンドラには並んで待つくらいの混雑だ。
インストラクターに先導してもらい、さあ、いよいよベイルでの初滑り。
圧雪された雪の上は板に心地よく、「キュ、キュ」という音が耳に響く。
難易度が優しいコースを選びながら、斜面も適度に楽しみつつ1年ぶりのスキーの私でも気持ちよく、軽快に滑って行くことができる。


優雅な雰囲気のThe10th、
ランチメニューも充実のTWO ELK

最新のGONDOLA ONEに乗る。なんとこのゴンドラ内はWIFI完備。約8分の乗車中に友達に写真を送ったりもできる。ミッドベイルのThe10thは、落ち着いた雰囲気のバー兼レストラン。ワインセラーにはたくさんのワインが並び、カウンターやバーではすでにお茶でなくワインなどを楽しんでいる方も。
聞けば、朝からゆっくりここでくつろぎ、友人たちが入れ替わりやってくるのを待っているのだとか。なんとも優雅な時間だ。レストランでは、ウエイターのサービスで食事をいただける。私たちもコーヒーをいただいてから、MOUNTAINTOP EXPRESS LIFTで次なる頂上のPATROL HEADQUATERSへ。ここからはバックボウル、ブルースカイベイスンといった、いわばそのままの雪を楽しむ、非圧雪のコースへとつながっている。



TWO ELKは巨大なログハウスのレストラン。大きな窓からの光が眩しく差し込んでくる、気持ちの良い空間だ。家族連れやグループなど人はたくさんいるのだが、不思議に混雑感を感じないのは、スペースに余裕があるからか?
カフェテリア方式で、メニューは焼きたてのピザ、MOUNTAIN BURGERというベイル特製のチーズバーガーにパスタ、スープにサラダバーといたってアメリカンなメニューが並ぶ。そして、もちろん地ビールにバーボンなども揃っている。ただし、ここは標高3400メートル、酔いやすいので十分注意して。


スノーボード世界大会も開催

圧雪された雪面の上で雪煙を上げながら、再びふもとへ向けて滑りだす。
どこのコースも幅が広く、人とぶつかったり、割り込んでしまったり、という恐れがない。子どもも大人もスノーボーダーもスキーヤーも自分のペースで自分のコース取りを楽しみながら滑っていける。
さらにこれだけ標高が高いのに、コースを分けるようにたくさんの松などの木々がそびえていて、雪が覆いかぶさった景色はすてきだ。

コース中には、スノーボード用のパイプやレールなども多く設置されていて、スノーボーダーたちの技を楽しむこともできる。
ここベイルではスノーボードの世界大会が開催されていて、今年3月に開かれた大会ではソチで銅メダルを獲得した平岡卓が準優勝したことでも話題を集めた。




Interview
なぜ、あなたはベイルに滑りに来るの?

1.Ms.Scooterさん ベイルでのインフォメーションセンターで働いて5年目。
これまで年間110日以上も滑ってきた。ここは本当にコースのバラエティがあって、毎日コンディションも変わる。それがとっても楽しい!

2.Ms.Chaoさん フロリダから家族でベイルに。
ここはスキーを楽しむだけでなく、街での滞在も飽きない。さらに夏のアクティビティも楽しい。

3.Ms.Jenniferさん(写真左) デンバー在住
シーズンパスを購入して、週末に滑りに来る。初心者から上級者まで誰でもが自分の技術で滑ることができ、キッズエリアも充実している。



ふもとのリゾートタウンは歩行者優先

ベイルには3つのリゾートタウンがあり、メインとなるのはライオンズヘッドとベイルビレッジ。街を結ぶシャトルバスは頻繁に運行していて、もちろん無料。 ゲレンデの移動に食事に、とっても便利だ。
スイスにならって作られた街の中心部は、車規制をしているので、こども連れでも安心して歩け、排気音が無いからとても静か。
どちらの街にもNorth FaceやPatagonia、Burtonなど専門店はもちろん、高級品を扱うオシャレなショップにカフェ、レストランが所狭しと並ぶ。
アフタースキーを楽しもうと多くの滞在客でどこも賑わっていて、アイススケートリンクでは子どもたちが歓声を上げながら、勢いよく滑っている。




レストランが多すぎて、どこに行こうか迷ってしまう。
セバスチャンホテル内にあるLeonoraは2012年冬にオープンしたまだ新しいレストラン。
地元の素材を使ったメニューはさまざまな工夫がされていて、盛り付けも楽しい。
チューブ式のワインセラーには多くのワイン。好みを選んで、今日の滑りの振り返りなどを話しながらゆっくりとした雰囲気で楽しめる。


Column-1
レンタル用具の借り方

まずは自身の身長や体重、スキーレベルや住所、滞在先などデータを画面に入力。 それをプリントアウトして、確認を受けながら道具を借りていく。
シューズを決めたら、板を選び、そしてビンディングの調整、ストックやヘルメットなど小物の借り出しをしてお支払い。
シューズ、板とそれぞれに担当がついてくれて、相談しながら選べるのはとても丁寧なのだが、その分やや時間かかることも。




Column-2
ベイルのチケットシステム

EPICというカード型のチケット。EPIC MIXという機能があり、登録すれば距離や標高など滑った記録をPCや携帯で見ることができる。3日間以上利用する場合は、Beaver Creek, Breckenridge, Keystone and Arapahoe Basinのスキー場でも利用が可能。さらにシーズンパスを購入すれば、全米で12か所、フランス、スイス各1か所に加え、今年からニセコでも5日間利用が可能になった。
料金:4日間パス409ドル シーズンパス769ドル




DATA
ベイル 冬シーズン2014-15

2014年11月21日〜2015年4月19日
電話 (970)754-8245
URL www.vail.com
1日券112ドル〜(滞在日によって異なる)2日券〜日数に応じたチケットもある。



Vail Marriott Mountain Resort

ライオンズヘッズにある高級リゾート、ベイル・マリオット・マウンテンリゾート。落ち着いた雰囲気のロビー横にはバーもあり、ソファーにくつろぎながら会話を楽しめ、山に囲まれた眺めの良い客室では、ゆったりとした時間を過ごすことができる。

住所 715 West Lionshead Circle Vail,CO 81657
電話 (970)476-4444
URL www.marriott.com/





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地球の歩き方ガイドブック 編集部