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1st TRAVEL 旅の拠点:ブリュッセル BRUSSELS 天然酵母が生み出す伝統のランビックビール

空気中の野生酵母を利用して醗酵させる伝統的なベルギービール、ランビック。野生酵母からの発酵はとても難しいため、生産地はブリュッセルとその近郊の一部に限られているという。この旅では、まずはブリュッセル中心地のビール博物館を訪れ、次にランビックの基礎が学べるビジターズ・センター、そして昔ながらの手法でランビックビールを造り続ける醸造所を訪ねる。

ブリュッセル Brussels

中世に毛織物物流の中継地として繁栄したブリュッセルは現在、EUの主要機関も置かれる国際都市となっている。はじめて訪れた人が必ず足を運ぶ大広場グラン・プラスは、作家ヴィクトール・ユゴーが“世界で最も美しい広場”と賞賛したほどに名高い。また人気者の小便小僧は、いつも世界中の観光客からカメラを向けられている。天窓から緩やかな陽光が降り注ぐ優雅なアーケード街、ギャルリー・サン・チュベールも見逃せない。

ベルギー ブリュッセル マップ
ブリュッセル イメージ

ブリュッセルから行く
ベルギービールの施設

ベルギー ブリュッセル マップ

①ビール博物館
The Brewery Museum-Brussels

17世紀以来、ビール醸造業者のギルドとして使われている建物の地下が博物館になっている。グラン・プラスに面しているため、気軽に訪問しやすい。館内には、18世紀の醸造所で使われていた醗酵樽などの道具類がところ狭しと並べられている。併設されたカフェにもビールをモチーフにした年代もののステンドグラスやアンティーク磁器が並べられ、ベルギーのビール文化の奥深さを伝えている。ビール1杯分が入場料に含まれているのでお忘れなく。

アクセス
グラン・プラスから延びる通りRue Charles BulsとRue des Chapeliersに挟まれたブロックの、てっぺんに馬に乗った男性像が光っている建物の地下/Grand Place 10, Bruxelles
開館時間
10:00〜17:00(12〜3月の土・日は12:00〜)
休館日
1/1、12/25
入場料
5ユーロ(ビール1杯込み)
URL
Belgian Brewers

②ランビック・ビジターズ・センター
Visitor centre " De Lambiek"

ランビック醸造の中心地に新設されたランビック・ビジターズ・センターは、ランビックビール通はもちろん、ベルギービールに少しでも興味があるなら、ぜひ訪れてほしい場所だ。館内では、パネルや写真を使ってこの地域のビール醸造の歴史にはじまり、ランビックビールを生産している醸造所や銘柄が紹介されている。また、テイスティングが楽しめ、おみやげを探せるスペースも充実している。入場料にはテイスティング1杯分が含まれているが、せっかくなのでいろいろと試してみてはどうだろう。

アクセス
鉄道でブリュッセル中央駅(Brussels Centraal)からシント・ゲネシウス・ローデ駅(Sint-Genesius-Rode)まで約20分。駅からタクシーで約5分/Gemeenveldstraat 1 1652 Alsemberg
開館時間
金・土11:00〜18:00、日14:00〜18:00
休館日
月〜木、1月
入場料
大人3ユーロ、65歳以上2ユーロ、12歳以下無料(入場料にはテイスティング1杯が含まれる)
URL
Toerisme Beersel

③リンデマンス醸造所
Lindemans Brewery

ランビックビールを醸造しているリンデマンス醸造所は、1829年には醸造者として税金を支払った記録が残っているという歴史ある醸造所だ。とても規模の小さい醸造所だが、アメリカやヨーロッパをはじめ世界40ヵ国以上に輸出されている。日本では、著名なビール評論家マイケル・ジャクソンに ”世界5位のビール”と評された「クリーク」や、女性に人気のフランボワーズビールでも有名。

アクセス
鉄道でブリュッセル中央駅(Brussels Centraal)からブリュッセル南駅(Brussels Midi/Zuid)まで約4分。駅からバス(141番系統)で約30分。停留所Sint-Martens-Lennik Brouwerij Lindemansで下車/Lenniksebaan 1479 1602 Vlezenbeek
問い合わせ先
info@lindemans.be
URL
Lindemans
2016年3月