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オランダ

湖畔に佇む伝統工芸が残る小さな村
ヒンデローペン Hindeloopen(オランダ)
取材協力:オランダ政府観光局

運河とれんが造りの家が並ぶヒンデローペン

オランダ北部フリースランド州にあるヒンデローペンは、人造のアイセル湖畔にたたずむ小さな村である。手書きの草花の絵付けが特徴の伝統工芸ヒンデローペン塗りが有名で、家具や皿に描かれたヒンデローペン塗りは、日本人にも人気の工芸品のひとつである。ヒンデローペンは、13-14世紀にかけてハンザ同盟の都市として、交易で栄えた。村はレンガ造りの建物が並び、細い運河が張り巡らされている。運河には木の跳ね橋が掛けられている。ヒンデローペンがあるフリースランド州には、オランダの少数民族であるフリージアンが多く住んでおり、標識にもオランダ語とフリースランド語の2つの言語で書かれている。村の周辺には牛が放牧されており、のんびりとしたオランダの村を味わうことができる。

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左上(写真1):観光案内所やホテルなどがあるNieuwstad通り/右上(写真2):村のいたるところにある運河を跨ぐ木製の橋/左下(写真3):ヒンデローペンの港/右下(写真4):ヒンデローペン塗りや村の歴史が分かるヒンデローペン博物館。URL:www.museumhindeloopen.nl

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左(写真5):フリージアンの民族衣装/右上(写真6):フリージアン・スケート博物館には、ヒンデローペン塗りの家具やアトリエ、レストランがある。博物館の入場料は€3.00。URL:www.schaatsmuseum.nl右下(写真7):フリージアン・スケート博物館内のヒンデローペン塗り家具の博物館

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左(写真8):絵師がいる場合はヒンデローペン塗りの実演を見ることができる/右上(写真9):フリージアン・スケート博物館内の工房で6名以上なら有料でヒンデローペン塗りの体験ができる。/右下(写真10):フリージアン・スケート博物館内のレストラン。テーブルも椅子もヒンデローペン塗り

アクセス方法

アムステルダム〜レーワルデン〜ヒンデローペン【Table.482/496】

:アムステルダムからレーワルデンまではオランダ鉄道(NS)のインターシティを利用する/:レーワルデンからは私鉄アリーヴァ社の普通列車を利用。ユーレイルパスでも利用可能

アムステルダム中央駅からレーワルデンLeeuwarden行きのインターシティ(IC)で終点まで行く。所要時間は2時間20分。1時間に1便程度の運行【Table.482】。レーワルデンからは、私鉄アリーヴァARRIVA社のスタフォーレンStavoren行きの普通列車でヒンデローペン下車。所要時間は45分。1時間に1便程度の運行【Table.496】。片道の所要時間の目安は3時間15分程度。
私鉄のアリーヴァを含めてユーレイルグローバルパスなどオランダ(ベネルクス)で有効な鉄道パスのみで利用可能。


アムステルダム〜エンクハイゼン〜ヒンデローペン【Table.462/499/496】

プラットホームがひとつのヒンデローペン駅

4月下旬〜10月中旬までであれば、エンクハウゼンEnkhuizen〜スタフォーレン間のフェリーを使って行く方法もある。アムステルダム中央駅からエンクハウゼン行きのインターシティで約1時間。1時間に1〜2便程度運行【Table.462】。エンクハウゼン駅近くのフェリー乗り場からRederji V&O社(URL:www.veerboot.info/en/)のスタフォーレン行きのフェリーで約1時間30分。1日1〜3便運行【Table.499】。料金は片道€11.00(2016年現在)。スタフォーレンからは私鉄アリーヴァARRIVA社のレーワルデンLeeuwarden行きの普通列車でヒンデローペン下車。所要時間約10分。1時間に1便程度の運行【Table.496】。


ポイント

鉄道を使ったアムステルダムからの日帰り旅も可能。ヒンデローペンを含めたオランダ北部のフリースランド州をじっくり観光するなら、州都レーワルデンを拠点として、ヒンデローペン、グローニンゲンGroningenを鉄道で巡るのも良いだろう。

【コラム】ヒンデローペン駅から
村へのアクセス

ヒンデローペン駅は、村の中心から約2kmの位置にあり、徒歩20分程度で着く。今回は駅からのアクセス方法を紹介する。

①駅を背に左方向へ進む

ヒンデローペンの駅は、プラットホームが1つと簡単な待合室しかない無人駅。駅を背にし、駅前の通りを左手方向に進む。


②T字路交差点を右折

しばらく進むと自動車が通る通り(通りの名前はOosterdijk)とのT字路交差点に着くので、ここで右折する。


③1番目の橋を渡り、遊歩道へ

しばらく道沿いを歩くと、通りの左側に小さな川が並行する。この川に架かる橋を渡ると歩行者や自転車用の遊歩道が自動車道と並行している。橋を渡り、すぐ右折して遊歩道へ進む。


④川沿いの遊歩道を歩く

右側に川と自動車道を見ながら、遊歩道をしばらく歩く。


⑤2番目の橋を過ぎたら少し

しばらく歩くと右側に2番目の橋が見える。自動車道の交差点を過ぎて遊歩道を歩けば、前方に教会の塔があるヒンデローペンの村が見えて来る。


⑥村と結ぶ遊歩道橋を渡れば、村の中心部へ到着

しばらくすると右手の川を渡る階段の橋がある。港方面に向かうのであれば、この橋を渡れば、港はすぐに着く。村の中心へは階段の橋を過ぎ、左にカーブする遊歩道の先にある、黒い小さな橋を渡れば、村の中心に着く




※記事中のアクセス方法に記載の【Table.000】は、「ヨーロッパ鉄道時刻表・日本語解説版」(定価2.200円+税)に記載の時刻表番号となります。時刻表を使ってプランニングする際の参考として、ご利用ください。




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地球の歩き方ガイドブック 編集部