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ブルージュからダムへ
サイクリング体験記

ブルージュとダムを結ぶ運河沿いを走る

「水の都」と呼ばれるベルギーの古都ブルージュBrugge。「Brugge」とは「橋」の意味で、町に縦横無尽に流れる運河に架かる橋は50を超えるという。中世の町並みを色濃く残し、見どころも多いブルージュはベルギー観光にはずせない美しい町。今回はそんなブルージュから北へ7kmのところにある町ダムDammeまでのサイクリングを体験してみた。

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 1  ボートでの運河巡りも楽しいブルージュ    2  世界遺産にも登録されているベギン会修道院

自転車は町にたくさんあるレンタサイクルショップで借りられるが、今回はガイド付きでサイクリングツアーを行なっている「Quasimundo Bike Tours」を利用。後述するブルージュの「レースセンター」を見学したあとサイクリングスタート!

往路のダイジェスト動画はこちら

片道約40分。所々でストップしてガイドさんが解説をしてくれる。ブルージュの旧市街は石畳なので振動が強めだが、中心部を抜ければ滑らかな道路が続き、快適に走れる。往路のおもなスポットを写真で紹介しよう。

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 3  1770年に造られた聖ヤンハイス風車St. Janshuis molenで記念撮影。内部見学もできる。17世紀には30基もの風車があったブルージュだが、現在では数基が残るのみ    4  ブルージュを囲む大運河に架かるはね橋。船が通る際に橋が上がる瞬間がシャッターチャンス    5  サイクリングコースには番号のついた案内板があり目印になる    6  牛や馬が草を食むのどかな風景に癒される    7  足のどっしりした右の馬は、ベルギーのオストダンケルクという町で行われる名物の小エビ漁で活躍する馬。海の中で馬がエビの網を引く昔ながらの漁スタイルは、世界無形文化遺産に登録されている    8  マイナスイオンたっぷりの林を抜けていく    9  タイミングがよければ羊の行進も見られる

「堤防」を意味するダムDammeは、12世紀にブルージュの外港として築かれた町で、函館の五稜郭のように星型の堀で囲まれている。町にある15世紀に建てられた聖母教会O.L. Vrouwekerkの塔の上からの眺めは最高だ。

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 10  聖母教会の塔    11  2ユーロで塔に上れる。階段はせまく急なので注意が必要    12  塔の上から眺めるダムの町並み

教会見学後は町の中心広場マルクトMarktへ。広場には15世紀に建てられたゴシック様式の市庁舎がある。市庁舎脇のカフェでひと休みしよう。カフェの隣は観光案内所になっている。

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 13  ダムの市庁舎    14  マルクト広場のカフェ    15  ブルージュまで続くダム運河。運河の先にブルージュの教会がうっすら見える。帰りはこの運河沿いの道を一直線にひた走る

ダムからの復路ダイジェスト動画はこちら

ダム運河はブルージュからダムを抜けてオランダまでつながっている。サイクリングは往復で道を変えたほうが見える景色に変化がついて楽しい。

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 16  1963年まで使われていたスヘレ風車の脇を走っていく    17  運河沿いにまっすぐ伸びる並木道は本当に気持ちいい    18  ブルージュの町に帰ってきた

ダム運河沿いの道に、自転車マークのついた水色の丸いものを発見。これは無料の空気入れで、現在ブルージュに12カ所あるのだという。

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 19  道沿いに設置された便利な空気入れ    20  タイヤにつないだら足で踏んで空気を送る

ブルージュ〜ダム間はのんびり穏やかなサイクリングルートで、海外でサイクリング体験をしたことがない人にとってもトライしやすいコース。「Quasimundo Bike Tours」では、陽気なガイドさんによるわかりやすい英語での解説で、ベルギーのことを楽しく教えてもらいながらサイクリングを楽しめる。ブルージュ市内を巡る自転車ツアーもある。

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 21  ブルージュの町なかにある「Quasimundo Bike Tours」www.quasimundo.com/en/home/2    22  右に曲がるときは右手を横に出す、などのルール説明もしてくれるので安心

アクセス方法

ブルージュへはブリュッセルから列車で約1時間。アントワープからは約1時間半。

ベルギー伝統の手仕事「レース」に触れる

ボビンレースをはじめとするハンドメイドのレースは、中世からベルギーが誇る伝統工芸のひとつ。現在は機械編みが主流だが、ブルージュにある「レースセンターKantcentrum」では、ハンドメイドの繊細なレースを見ることができる(展示には日本語解説もある)。ここではレース編みの教室もあり、授業風景を見学することもできる(旅行者への体験レッスンはない)。現在年間約500人ほどが習いに来ているという。

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 23  1階の小さなショップではレース作りの材料やレースを買うこともできる    24  2階で行なわれている授業風景    25  小さな子供達も習いに来ている    26  1階のミュージアムには大小多数の繊細で美しいレースが展示されている

●レースセンター Kantcentrum
住所: Balstraat 16, Brugge
URL: www.kantcentrum.eu

レースセンターの向かいにあるレースショップ「ヘット・アポステリーンチェ’t Apostelientje」では、16世紀の高級なアンティークレースから現代のリーズナブルなハンドメイドレースのはぎれまで幅広い作品が展示・販売されている。宝探し気分でお気に入りを見つけてみよう。

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 27  こぢんまりとした店ながら、700点もの作品があるという店内はレースがひしめき合っている    28  ヘット・アポステリーンチェの入口は小さいので見逃さないで

●ヘット・アポステリーンチェ’t Apostelientje
住所:Balstraat 11, Brugge
URL: www.apostelientje.be

ルートマップ





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地球の歩き方ガイドブック 編集部