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アイスランドの国内交通

アイスランドはそれほど大きな国ではないが、地域によっては海岸線が複雑に入り組んでいるため、陸路での移動は直線距離で測ったときの何倍も時間がかかることがある。短い日程で旅行するときは、お金で時間を買うと考え飛行機を利用したい。

国内線の機材は小さいものだ

国内線の機材は小さいものだ

長距離移動は飛行機で

レイキャヴィークを起点として考えた場合、南部から東部にかけての地域へは車を使ってのアクセスが比較的楽だが、北部地域は直線距離が近いわりにはアクセスに時間がかかる。特に北部を観光するなら、時間の短縮のためにも飛行機を積極的に使うといい。アークレイリ行きの便は頻繁に発着している。

レイキャヴィーク空港。行き先表示が出たらチェックイン開始

レイキャヴィーク空港。行き先表示が出たらチェックイン開始


飛行機利用の際に気を付けるべきことは、帰国日前日にはフライトを入れないこと。取材班も経験したのだが、アイスランドでは天候の急変があるためフライトがキャンセルされてしまうこともある。そのため、訪問先で1泊しなければならない可能性もあり、帰国日前日にレイキャヴィークに戻るスケジュールでは、帰国便に間に合わなくなってしまう危険性があるからだ。フライトを使う場合は、帰国日の前々日までにレイキャヴィークに戻ることができるスケジュールをたてること。

バスの移動が最も手軽

コストが安く移動時間も読みやすいのがバスでの移動。鉄道がないので、コストを抑えるための手段としては、実際のところバスしかないのだが、インターネットでの情報収集も楽なので、時間に余裕があるならバスだけで移動スケジュールを組んでもいいだろう。
ただし、内陸部の移動に使う場合は、季節や天候によって運休となってしまう危険性もある。

空港から市内に向かうバスもポピュラーな存在

空港から市内に向かうバスもポピュラーな存在


スケジュールには余裕をもたせておきたい。飛行機を利用するときもそうだが、日本へ帰国する前々日にはレイキャヴィーク近郊に滞在できるようなスケジュールを組んでおくようこころがけたい。

長距離バスを運行する会社
www.austurleid.is/austurleid.htm

レンタカー利用時の注意

自由に行動するならレンタカーの利用が一番だ。レイキャヴィーク市内での運転は一方通行の道もあり神経を使うが、郊外に出れば渋滞にあうことも少なく、快適なドライブができる。注意しなければならないのは、スピードの出し過ぎと道路状況の急激な変化、それから家畜や鳥との衝突だ。
スピードは町中と郊外ではきちんと制限速度が分かれているので、それを守ること。

レイキャヴィーク空港にも複数のレンタカー会社がある

レイキャヴィーク空港にも複数のレンタカー会社がある


道路状況の変化については、道路標識を見落とさないように注意しよう。未舗装路に入る前や橋での通行が車両1台分の幅しかないようなポイントには、必ず道路標識がある。

郊外では家畜が道路に飛び出してくる可能性があるが、動物との衝突で車が壊れた場合は、現地の人が自分で所有している車であっても保険は適用されない。物価の高いアイスランドでの車の修理は、非常に高額なものになる可能性もあるし、羊くらいのサイズの動物と衝突したら、自分の身も危ない。

アイスランドで車を運転する場合、国際運転免許証の携帯は必須ではないということだが、レンタカー会社の手続きの際には記載事項の確認のため、国際運転免許証を求められる。日本の運転免許証だけでは貸してもらえない可能性が高いので、レンタカー利用の予定があるなら国際運転免許証を準備していこう。

2006年07月