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シントラの文化的景観 | アルコバッサ修道院 | バターリャ修道院 | ギマランイス歴史地区 | ポルト歴史地区
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1839年、ドイツ出身のフェルナンド2世はジェロニモス会の修道院を改造してペナ宮殿を建築した。
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ペナ宮殿はアズレージョの宝庫でもある。さまざまなアラベスク模様の初期の絵タイルが壁面を飾っている。
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イスラム、ゴシック、ルネサンス、マヌエル…まさに建築様式の集合体がペナ宮殿である。
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左:幾何学模様の繊細で豪華な天井装飾。イタリアの画家を招き描かせただまし絵の部屋もある。
右:出窓につけられた海の守護神トリトンの像。窓枠の装飾にはマヌエル様式の特徴が見られる。(ペナ宮殿)
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ムーア人の城跡。7〜8世紀にムーア人によって標高450mの山頂に城塞が築かれたが、アフォンソ・エンリケスによって落城された。現在は城壁がわずかに残っている。
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高さ33mの2本の円錐状の煙突が特徴の王宮。幾度かの改装を重ねたが煙突は14世紀に立てられた当時からのものである。
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天正遣欧少年使節がもてなしを受けた白鳥の間。天井板に27羽の白鳥が描かれている。このほかにジョアン1世と待女のスキャンダルがモチーフになったカササギの間も有名である。(王宮)
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八角形のドーム状の天井と狩猟の場面を描いたアズレージョが見事な紋章の間。(王宮)
World Heritage シントラの文化的景観 Cultural Landscape of Sintra
バイロンがエデンの園と称えた理想郷シントラ
貴族や宮廷人が追い求め続けたひとつの理想郷の形がシントラである。イギリスの詩人バイロンが「エデンの園」と称えたシントラの町並みは、緑深い木々に埋もれるように、王宮を中心に広がり、キンタと呼ばれる豪奢な屋敷も点在している。緑溢れる自然と人工の建造物が調和した素晴らしい景観はヨーロッパ各地の景観設計に多大な影響を与えてきた。
●さまざまな建築様式が混在するペナ宮殿
ポルトガルの建物物のなかでもひときわ異彩を放っているのがペナ宮殿。イスラム、ゴシック、ルネッサンスそしてマヌエル様式の集合体であり、森の深い緑の中で、外壁の青、赤茶、パステルイエローなどの色が映えるようすは、テーマパークの城のような景観である。ペナ宮殿の建築を命じたのは、フェルディナンド2世で、ノイシュバンシュタイン城を建てたルートヴィヒ2世のいとこにあたる。標高529メートルの山頂からは、天候に恵まれれば大西洋やリスボン市街そしてシントラの町並みの大パノラマを望むことができる。
●ポルトガルの栄華をいまに残す王宮
王宮は14世紀にエンリケ航海王子の父ジョアン1世が夏の離宮として建設した。厨房の上に突き出した2本の円錐状の煙突が特徴的である。16世紀になってマヌエル1世が増築を行った箇所にはマヌエル様式の特徴が認められ、その後も増改築が繰り返されたため、さまざまな様式が混在している。往時のポルトガルの繁栄と栄華を反映し、アズレージョなどで絢爛豪華な室内装飾が施されている。
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