コチャバンバ旅行ガイド
コチャバンバはラ・パスの南東約450km、標高約2560mの高原に位置する町で、ラ・パス、サンタ・クルスに次ぐボリビア第3の都市である。年間平均気温は20℃前後と温暖なうえに、肥沃な渓谷地帯に位置するため、このあたりはボリビアの穀倉地帯とも呼ばれている。国内はもとより外国企業の支所、出張所が数多く設置され、商業、経済面の一大中心地となっている。バスターミナルも完成し、高層マンションやおしゃれなブティックなどが増えて、コチャバンバは急速に発展しつつある。 近代化の進むコチャバンバだが、ここに住む人々は伝統、昔からの習慣をとても大切にしている。商業経済の中心地である一方で、昔からの伝統産業も盛んで、フォルクローレ演奏に使われるケーナ、チャランゴといった楽器も、大半はここコチャバンバの家内工業で作られており、ボリビアの民族音楽フォルクローレの演奏家の多くもここコチャバンバ出身である。 また庶民にとってもコチャバンバは、早くから避暑地として知られてきた町だ。町の北部は緑の街路樹に原色のまぶしい草花があふれる都会であるとともにリゾート地となっている。この町では、近代化志向と伝統の折衷文化を感じたい。
地球の歩き方からのオススメ情報
コチャバンバの天気
ボリビアの最新記事
- 新着
- ニュース&レポート
- 特派員ブログ
- 旅の口コミ
- 海外安全情報