シンガポールのチップ・マナー
地球の歩き方がシンガポールのチップ・マナー情報をご案内。シンガポールのチップの風習、ホテル・レストラン・タクシー利用時のチップの相場や渡し方、食事の際の気をつけるべきマナー、喫煙・飲酒の年齢制限など役立つ情報満載です。
地球の歩き方からのオススメ情報
シンガポールの
チップ
基本的にチップの習慣はない。
- - レストラン:サービス料が加算されていれば、チップを置く必要はないが、よいサービスを受けたと思ったら、小銭のおつりをチップとして置くのが一般的だ。
- - ホテル:ベルボーイ、ルームメイドなどに世話になったときには、その気持ちをチップ(S$2~)で伝える。
- - タクシー:不要。
マナー
規則
小さな島国に多民族が集まるこの国を統一するために、さまざまな規則や法律、そしてそれを徹底させるための罰金制度が設けられている。旅行者といえど、罰金は適用されるので気をつけること。おもな罰金例はゴミのポイ捨てには最高S$1000の罰金。喫煙場所以外での喫煙、公共の場所で痰、つばを吐いても罰金。MRT(電車)内での飲食も罰金。入国時、チューインガムの持ち込みも禁止。また、麻薬の取り締まりもたいへん厳しい。たとえ外国人でも一定量以上の麻薬をこの国に持ち込むと、罰金だけでは済まされない。厳刑が科せられる。
たばこの持ち込み
入国時、たばこは量に関係なく、1本から課税対象(1本¢42.7)になるので要注意。たばこを所持していながら、申告していないため、多額の罰金を科せられるケースが多発している。たばこを1本でも持ち込む場合は、申告品があるほうの赤い通関路で申告すること。電子たばこも持ち込み禁止。
タブー
第2次世界大戦中に旧日本軍が3年間占領した時代(昭南島時代)があるため、年輩者のなかには反日感情をもつ人もいる。宗教上のタブーは特にないが、イスラム教寺院を訪れるときは肌の露出した服装は避ける。
飲酒に関する規則
2015年4月より、22:30~翌7:00の間はアルコールの販売が法律で禁止されている。
喫煙
屋内、屋外とも飲食関連施設では、一部の喫煙指定場所を除いて禁煙。ナイトスポットでも禁煙であるが、環境省に認定された店舗に限り、喫煙エリアを設けている店もある。喫煙可能なエリアは、その区分を明確にする印(床のマーキングやテーブルの色など)や表示を施すことが規則で命じられている。
年齢制限
たばこ、アルコールは18歳以上。映画でR(A)となっている場合は18歳未満の入館禁止。NC-16となっている場合は16歳未満の入館禁止。身分証明書などの提示を求められる。カジノへは21歳未満は入場不可。