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1929年の万国博覧会の際、スペイン各地の建物を一挙に披露するために造られた。ミニチュアではなく、家屋、路地、広場ともほとんどが実物大だ。バルセロナにいながらにして、スペイン中を旅行した気分になれる。また、各地方の特産品や民芸品を売る店もあるので、どこかで買い忘れたおみやげもここで見つかるかも。 入場門をくぐってすぐ正面にあるのがマヨール広場。ここでは日曜などに、スペイン各地の伝統舞踊や音楽の演奏が行われることがある。スペインはフラメンコだけではないことを実感できるだろう。レストラン、カフェテリアが広場をぐるりと囲んでいるので、ひと休みするにはうってつけだ。 夜のスペイン村も、イルミネーションが美しいのでおすすめ。アンダルシアの細い路地でシェリーを1杯気取ることもできるし、フラメンコが楽しめる「エル・タブラオ・デ・カルメン」(→P.120)やディスコ「ラ・テラサ」(→P.129)などもある。