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カメハメハ4世の妃・エムマ女王が夏の別荘として使っていた館。現在は博物館として一般公開されている。
ハワイ王国史のなかでも、エムマ女王ほど華やかで多彩な生涯を送った人は珍しいといわれている。館内にはそんな女王の絶頂期がしのばれる結婚衣装、宝石類、木彫りのベッド、家具調度品、そして王妃の一粒種で4歳で亡くなったアルバート王子の遺品などが展示されている。
明治天皇からの贈り物という壺は、ハワイと日本のつながりを感じさせてくれる展示品だ。そのほか1869年にハワイを訪れた英国エジンバラ公を接待するための豪華にデコレートされた「エジンバラ・ルーム」など、ビクトリア王朝風の館内はアンティークに興味のある人は必見だ。2022年7月現在、入館にはHPからの事前予約が必要。