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アメリカの歴史的文化財としても登録されている行政地区1号ビルNo.1 Capitol District Buildingの2階に入っている美術館。
展示されている芸術作品は、すべてハワイで活動するアーティストたちの手によるものであるというのが最大の特徴。これらは、APP(欄外参照)によって約1400人の芸術家から収集された約6000点にもおよぶ作品群のごく一部。常設展示コーナーは時期によって展示数や内容が異なるので、いつ訪れても楽しめる。
作品はほとんどが1960年代から現在にいたるまでに制作されたもので、ジャンルは油彩画やアクリル画、水彩画、ブロンズ彫刻、写真、ガラス、ビーズ、陶磁器など多岐にわたる。作風もクラシックからコンテンポラリーまで幅広いが、共通しているのはハワイに対する“熱い思い”だろう。ハワイの自然、人々、過去と未来などを、それぞれの視点とインスピレーションで表現した作品の数々を目の当たりにすると、ハワイをより深く理解するうえでアートがいかに重要かが痛感できる。ハワイ好きなら、ぜひ足を運んでいただきたい。常設展以外に、定期的に特別展も開催。都会のオアシスを表現した中庭にあるプールのアートは人気のフォトスポットだ。