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1926年の建造以来、ホノルル港のシンボルとして親しまれてきた。航空機時代が訪れる前は、まさにハワイの表玄関だった。外国船が入港すると、ロイヤル・ハワイアン・バンドによる『アロハ・オエ』が流れ、観光客や出迎えの人々、みやげ物店などでごった返したという。
だが、ダニエル・K・イノウエ国際空港ができてからというもの、かつてのようなにぎわいは消えうせ、ダウンタウンの高層ビルの合間にひっそりと埋もれてしまっていた。
1994年末になってウオーターフロント計画の一環として、アロハ・タワー・マーケットプレイスがオープンしにぎわいを見せたが、現在は閑散としており、書店とレストラン、ブティック、コンビニなどを残して、ハワイ・パシフィック大学の施設になっている。