カタルーニャ音楽堂

更新日
2023年1月19日
公開日
2022年9月4日
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オルフェオ・カタラン合唱協会の本拠地として、1908年に完成。装飾美を追究したモンタネールの最高傑作とされ、モデルニスモ建築のなかで最も美しいといわれる。赤れんが造りの建物正面は、カラフルなモザイクタイルやカタルーニャの守護聖人サン・ジョルディの彫刻で飾られ、その奇抜な装飾には思わず足が止まってしまう。 1階ロビーやその奥に続く小ホールもすばらしいが、何といっても圧巻は2階の大ホール。天井を覆い尽くすタイルと彫刻、そしてその中央に迫り出すステンドグラスのシャンデリア。過剰といえるほどの装飾だが、窓のステンドグラスをとおして入ってくる淡い光がホール全体を包み、音楽の殿堂にふさわしい優雅な空間を生み出している。

FAQ

Q
カタルーニャ音楽堂の建築家は誰ですか?
A
リュイス・ドメネク・イ・モンタネール。バルセロナの裕福な印刷業者の家に生まれたモンタネールは、25歳で建築学校の教授となり、2歳年下のガウディに講義を行ったこともある。後に学長となり、政治家としても活躍した人物。
Q
ガイド付きツアーの予約方法は?
A
毎日9:30からチケットが販売されます(8月は8:30から)。ガイドツアーは30分おきに催行されるので、都合のよい時間帯のチケットを事前に買っておくとよいでしょう。ツアーの所要時間は約55分。また、電話やオンラインでも予約が可能。詳細は以下「基本情報」欄をご覧ください。

写真

  • 建物正面には作曲家たちの胸像が飾られている
  • 壁面を飾る優美な彫刻とモザイク
  • 1階にはタパスがつまめるバルもある
  • 正面の柱にあるかつてのチケット窓口
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