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エッフェル塔の下から旧陸軍士官学校まで続く24.5haの公園。マルスとは、ローマ神話に登場する火星の神、かつ軍神のこと。シャン・ド・マルスとは「軍神の野」という意味。かつては耕作地として利用され、パリで最初にジャガイモが植えられたのはここだった。18世紀には兵学校が建ち、練兵場として利用されたことでそう呼ばれるようになった。現在では芝生が広がり、パリ市民や観光客の憩いの場となっている。公園の南東には2000年のミレニアムイベントで造られたモニュメント、平和の壁Mur pour la Paixが あ り、ガラスの間にエッフェル塔がすっぽりと入って見える。