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国立近代美術館をはじめ、図書館などが入った総合文化芸術センター。リチャード・ロジャーズ(英)とレンゾ・ピアノ(伊)による奇抜なデザインは、1977年の開館当初から賛否両論あるものの、現在では万人に開かれた現代文化センターとして市民の支持を集めている。センターは階によってセクションが分かれている。国立近代美術館へは透明チューブ状のエスカレーターで上がる。最上階には企画展会場とレストランがあり、ここからの眺めは最高だ。ポンピドゥー・センター前のストラヴィンスキー広場Pl. Stravinskiの噴水にはニキ・ド・サンファルとジャン・ティンゲリーによるカラフルで、水を噴き出したりしながら動く16ものオブジェがある。
《地下1階~地上2階(Niveau-1,0,1)》
●ル・フォーロム Le Forum
関西国際空港を手がけた建築家として日本でも有名なレンゾ・ピアノによって再構築された多目的スペース。チケット売り場のあるエントランスホール、映画館、書店、おみやげショップなどで構成されている。地階にはセンター所蔵の写真コレクションを展示する無料のギャラリースペースがある。
《2~4階(Niveau1,2,3)》
●公共情報図書館 Bibliothèque Publique d'Information
文化センターの要ともいえる開架式図書館。Rue du Renard側から入る独立した入口があり、3階分のフロアを使っている。
《5~7階(Niveau1,2,3)》
●国立近代美術館 Musée National d'Art Moderne
ルーヴル、オルセーと並ぶ、パリ三大美術館のひとつ。20世紀以降の代表的な美術作品を観ることができる。最上階では企画展が開催される。
《別建物》
●フランス国立音響音楽研究所 I.R.C.A.M
最新テクノロジーによる最先端の音と音楽の研究所。