ダリの家美術館

更新日
2023年1月25日
公開日
2022年9月10日
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幼少時からカダケスの別荘で夏を過ごしたダリは、ガラ夫人とともに暮らす安住の地をその近辺で探していた。そして見つけたのが、カダケスから岬ひとつ挟んだ入江のポル・リガット。1930年代から70年代にかけてここに住んだふたりは、独特のセンスで思う存分家を改装し続けた。 大きな卵が載った屋根(卵は生成と変容を表し、ダリの絵によく出てくる主題のひとつ)、音が不思議な反響をするガラ夫人の部屋、ダリが絵筆をふるったアトリエなどが、往時のままに残されている。これらの装飾を見ていると、ダリにとって異常こそが日常だったことがよくわかる。

写真

  • ダリの絵にも登場するポル・リガットの風景
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