ドラック洞窟

更新日
2022年9月11日
公開日
2022年9月11日
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ポルト・クリスト Porto Cristoという港町の郊外にあるドラック洞窟は、1896年に洞窟学者エドゥアール・マルテルによって発見された。全長約2km、それぞれ透明な池のある4つの部分に分かれており、海水の浸食作用で形成されたと考えられている。 見学は時間が決められており、所要1時間。外の暑さがうそのようにひんやりとした地下に下りていく。自然が造り上げた鍾乳石のなかには、木の幹や人間の手、あるいは仏像のように見えるものもあり、神秘的な美しさに息をのむ。ハイライトは長さ177m、深さ9mという地下湖としては世界最大のマルテル湖。暗闇の中、どこからともなくライトに照らされたボートが現れ、楽団がショパンのノクターンを奏でるさまはとても幻想的だ。

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