オペラ・バスティーユ

更新日
2023年1月20日
公開日
2022年10月23日
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フランス革命200周年記念前夜祭の1989年7月13日、バスティーユ広場の一角にオペラ・バスティーユOpéra Bastilleが誕生した。100年前に造られたオペラ座のパレ・ガルニエとは対照的な、超モダンなデザイン。歴史的な町パリに新しい息吹を吹き込む大改造計画(グラン・プロジェ)のひとつだった。この新オペラ座を設計したのは、1983年の国際設計コンクールで選ばれたカナダ国籍のカルロス・オット。彼はオペラ座を大衆化させ、労働者の集中する地区に、そのエネルギーに応えるべく、現代の素材であるガラス、メタルをふんだんに使った透明度の高い巨大な空間を誕生させた。

館内はモダンかつ格調高い雰囲気

地上7階、地下6階建て、2745席を有し、ハイテク設備と最高の音響を誇る巨大オペラ劇場。一番安い席からもきちんと見える設計にワール(トップダンサー)たちによって作り出される夢の世界に浸りたい。毎シーズン発表される新演出のオペラには、世界中のオペラファンの熱い視線が集中。それだけにチケット争奪戦も熾烈だ。大がかりな舞台装置が必要なバレエ作品もここで上演される。

FAQ

Q
館内の見学と料金は?
A
ガイド付きツアー(仏語。所要約1時間30分)のみで見学可能。ウェブサイトでツアーの日時の確認、予約ができる。一人€17、25歳未満€12
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