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1937年のパリ万博時に建てられた「パレ・ド・トーキョー」の西棟にある、コンテンポラリーアートの展示スペース。2002年のオープン以来、ヨーロッパの先端的アートの中心地として人気を博している。このギャラリーのユニークなところは、あらゆる意味で境界線が引かれていないこと。広大なスペースには固定された仕切りがなく、アーティストたちは、空間を自由に使うことができる。美術、映像、音楽など、ジャンルにとらわれることもない。ヘッドホンで音楽を聴いたり、壁絵を描いたりと、見学者が体験し、参加できる企画も多い。おしゃれなレストランやポップなデザインが楽しいカフェ、高感度なアート本やグッズが手に入る書店も併設している。いつ訪れても刺激に満ちた場所だ。