キーワードで検索
ロダンが1908年から1917年に亡くなるまでを過ごした館。現在は、ロダンの作品を一堂に集めた美術館として親しまれている。ロダンのアトリエの再現や、古代美術とロダンの作品を比較する展示室がある。
館内には、ロダンの初期の作品や、ドキッとするような『接吻Le Baiser』、両手を組み合わせた象徴的な『大聖堂La Cathédrale』など、多数展示されている。
庭園に置かれた大作、『地獄の門La Porte de l'Enfer』は未完成に終わったものだが、作品を構成するいくつかの彫像は、その後それぞれ独立した作品となった。一番有名なのは、おなじみ『考える人Le Penseur』。
ロダンの弟子であり恋人であったカミーユ・クローデルの作品や、ロダンが収集したゴッホ、ルノワールの作品も展示。特にゴッホの『タンギー爺さんLe Père Tanguy』は見逃せない。