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サン・ジェルマン・デ・プレ教会脇のアベイ通りRue de l'Abbayeから、フュルスタンベール通りRue de Furstenbergに入った所。映画の舞台としても使われることの多い静かな一角にこの美術館はある。ドラクロワが晩年、サン・シュルピス教会の壁画制作のために移り住んだ家とアトリエを、一般に公開しているものだ。
肖像など小作品のほか、モロッコ旅行で買い求めた品々、日記などが展示されている。また、彼と交流のあった女流作家ジョルジュ・サンドの肖像画も観られる。19世紀ロマン派の大御所ドラクロワが愛したアトリエや住まいの様子がうかがい知れて、ファンにはうれしいかぎり。