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15世紀から続くというマドリードのノミの市、ラストロ。週末の熱気も冷めやらぬ日曜の午前中、下町が活気づく。 ラストロへはいろいろな行き方があるが、一番わかりやすいのは地下鉄ラ・ラティーナ駅からカスコロ広場に出る方法だろう。広場から南に延びる石畳の坂道Riberade Curtidoresが、衣類やアクセサリーの店が集まっているエリア。坂を下っていくと東側に画材や絵を売る小路があり、また坂の終わりには日用品を売る店が増える。そしてここから両側に続く小路がガラクタ売り場。買い手があるのだろうかと思われるような物のなかから、キラリと光る古道具が見つかったりする。 なおラストロにはスリも多いので、荷物にはくれぐれも注意を。パスポートなどの貴重品はホテルに預け、最低限の現金だけ持って出かけよう。