アルムデナ大聖堂

更新日
2022年9月19日
公開日
2022年9月19日
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着工から110年を経た1993年6月15日、20世紀に唯一ローマ法王によって献堂式が行われた大聖堂。右翼廊の祭壇中央には、マドリード・アルカラ大司教区の守護聖母アルムデナが祀られている。またマドリードの守護聖人、聖イシドロとその妻マリア・ラ・カベッサ聖女の木像に守られた後陣の礼拝堂には、ふたりの生涯をモザイクで表現した木の柩が置かれている。 王宮に面した広場側に、付属博物館への入口がある。大聖堂が完成するまでの資料や写真が展示されており、さらにクプラ(丸屋根)に上るとすばらしい展望を楽しむことができる。 またベガ坂に面した入口脇には、キリストを抱く白いマリア像がある。「712年この場所に隠され、1085年奇跡により発見されたアルムデナの聖母」という碑文が見える。坂をもう少し下った所には、イスラム時代の城壁跡が今も残っている。

写真

  • ネオクラシック様式の大聖堂
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