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12世紀、ルイ6世によって丘の上に築かれた要塞がこの城の始まり。その後16世紀に、フランソワ1世が現在の形に造り替えた。サン・ジェルマン・アン・レーに生まれたルイ14世は、この城には特に愛着をもっていたようで、ヴェルサイユ宮殿の建設と同時に、この城の改築にも取り組んでいる。現在は国立考古学博物館Musée d'Archéologie Nationaleが入っており、先史時代の博物館としてはヨーロッパ随一のコレクションを誇っている。城の庭園と森の東側を縁取る全長2400mの大テラスは、ルイ14世がヴェルサイユ宮殿の庭園の設計者として有名なル・ノートルに造らせたもの。