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ニューヨークのグランド・セントラル・ターミナル内にある、隠れ家のような雰囲気を持ち、人気テレビドラマのロケ地にもなったバー。カクテル22ドル~、缶ビール12ドルほか。
元々は1920年代に鉄道会社重役で資産家のジョン・W・キャンベル氏が、グランド・セントラル・ターミナルの一部を借り、プライベート・オフィスとして使用していたもので、贅を尽くした手描きの天井、石の暖炉、キャンベル氏のスチール金庫、有鉛ガラス窓は、13世紀のフィレンツェ風のデザイン。
1920年代:鉄道会社重役で資産家のジョン・W・キャンベル氏が、グランド・セントラル・ターミナルの一部を借り、個人オフィスとして使用
1957年:キャンベル氏逝去後、鉄道警察の銃の保管庫や刑務所として使用
1999年:ニューヨーク市内のホテルや飲食施設の所有・経営を行うホスピタリティ・ホールディングスが250万ドル(約3億7000万円)かけて改装、ドレスコードのある隠れ家風のバーとしてオープン
2007年:人気ドラマ『ゴシップガール』のファーストシーズンエピソード1に登場。『ゴシップガール』ファンの憧れのロケ地になる
2016年:所有者であるメトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ(MTA ニューヨーク市内の地下鉄・バス、郊外電車を運営する北米最大の公共交通事業者)がリース契約を見直し、最高入札者に開放することを決定
2016年7月:入札に負けたホスピタリティ・ホールディングスが賃貸契約を終了、閉店
2017年5月:最高のリース額を提示した、ニューヨーク市内で数軒のバーやレストランを経営するガーバー・グループに経営権が移り、再オープン
グランド・セントラル・ターミナルのメインコンコースから、 ヴァンダービルト アベニュー側の階段を上がったバルコニーレベルから入る。ヴァンダービルト アベニュー側からも入口がある。
夜間のテーブル席は予約がおすすめ。平日の昼間やカウンターなら予約なしで入れることも。
ドレスコードはカジュアルでOK、ディナー時のみビジネスカジュアル以上。ただし、キャップやビーチサンダルでの入店は不可、19時以降は短パンも不可。
毎日21:00までは保護者の同伴があれば、21歳未満でも入場可能(飲酒は不可)で、家族連れの旅行客にとっても利用しやすい。