ウエスト・エンド

更新日
2023年1月17日
公開日
2022年10月13日
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エロスの像で名高いピカデリー・サーカスを中心とした広大なエリアで、一般にウエスト・エンドと呼ばれる。セントラル・ロンドンの中でも一番の繁華街で、世界に名だたるショッピングストリートが集まり、毎夜数々の演目が上演される劇場街のほか、中華街をはじめとするレストランも数多く揃っている。

エリア攻略のポイント

ショッピングに行くときは、高級ブランドを見たいのか、カジュアルなラインアップが好きなのかなど、自分の好みを把握してから出かけよう。バッキンガム宮殿など、周辺の観光を済ませてから立ち寄るのもいい。

ウエスト・エンドのストリートガイド

メイフェアを囲み(あるいは横切って)4 つの通りが彩りを添える。ピカデリーPiccadilly、オックスフォード・ストリートOxford St.、そしてリージェント・ストリートRegent St.と通称ボンド・ストリートBond S(t. New Bond St.とOld Bond St.)。世界中から「よいもの」を買うために人々がやってくる名高い通りばかりだ。

●オックスフォード・ストリート Oxford St.
全長2.5km にわたるロンドンの一大ショッピングストリート。ロンドンを代表するデパートセルフリッジをはじめ、両サイドをショップが埋め尽くす。高級店が並ぶボンド・ストリートに比べて庶民的な店が多い。

●ボンド・ストリート Bond St.
オールド・ボンド・ストリートOld Bond St.、ニュー・ボンド・ストリートNew Bond St.と名を変える。世界的に名の知れた一流ブランドがズラリと並ぶ超高級ショッピングストリート。ティファニーやオークションで名高いサザビーズほか、王室御用達の看板「By Appointment to Her Majesty」 を掲げる店もある。

●ピカデリー Piccadilly
18 世紀に造られた通り。高級ホテル・リッツ、王室御用達で紅茶がおなじみのフォートナム& メイソンもある。ピカデリー沿いに入口があるバーリントン・アーケードBurlington Arcade には小さなショップが並び、今もフロックコートとシルクハットを身にまとった門番がいる。

●リージェント・ストリート Regent St.
優雅な造りの建物、チューダー様式の美しい外観をもつデパート・リバティ、芸術家の根城ともなったカフェ・ロワイヤル(現在、上階はホテル)などが整然と並ぶ。ピカデリー・サーカス近くで、通りがクアドラントと呼ばれる壮大なカーブを描いているためか、ピカデリー・サーカスからオックスフォード・サーカスまで歩くと、意外と距離を感じる。この通りから西へ1本入った通りが、高級テーラーが軒を連ねるサヴィル・ロウ Savile Row(「背広」の語源といわれる)。

●ジャーミン・ストリート Jermyn St.
かつて貴族たちが背広やシャツなどをあつらえた、小さいながらも本物のよさを残す店が並ぶ。王室御用達の店も目につく。疲れたら、セント・ジェームズ・ピカデリー教会の裏側にあるベンチやカフェでひと休み。ここでは毎週マーケットも開かれている。

写真

  • ボンド・ストリートのウインドー
  • いつも人でいっぱいのオックスフォード・サーカス
  • ティファニー
  • 歴史を感じさせるバーリントン・アーケード
  • クアドラントカーブを描くリージェント・ストリート
  • 男性用の店が目立つジャーミン・ストリート
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