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ウィンザー城は実際に王が住んでいる城としては世界最大のものとして有名。900 年もの歴史をもち、現エリザベス女王もことのほかこの離宮がお気に入りで、復活祭やクリスマスにかぎらず週末のほとんどをここで過ごされるとか。中央にあるラウンド・タワーに女王旗が見えたら女王ご滞在。不在時には国旗(ユニオンジャック)が立っている。2018 年5月には、ヘンリー王子(現在、公務は離脱)がセント・ジョージ礼拝堂で結婚式をあげた。
ウィンザー城正門内の広場で行われる近衛兵の交替式は、月・水・金・土曜11:00 から(変更もあるので要確認)。あのバッキンガム宮殿で行われるものと同様、華麗。
重厚な城壁の入口は、キャッスル・ヒルCastle Hill を上りきった所。この城の象徴ともいえるラウンド・タワーが見えてくる。
城内ではまず城の歴史の簡単なエキシビションを見学し、ラウンド・タワーの東側、アッパー・ウォードUpper Ward のステイト・アパートメンツState Apartments(儀式用の広間)の順で見学する。混んでいなければ、クイーン・メアリーの人形館Queen Mary's Dolls' House も必見。ミニチュアサイズの超豪華な人形の家が展示されている一室で、12 分の1のこの家を作るために、1500人もの職人が3 年を費やしたという。
最後に西側のロウアー・ウォードLower Wardの広いスロープを歩き、後期ゴシック様式のセント・ジョージ礼拝堂St. George's Chapel へ。アーチ状の天井が見事で、ヘンリー8 世、チャールズ1世などの王が葬られている。
また、城から南に延びるロング・ウォークLong Walk という遊歩道からのウィンザー城の眺めは最高。アスコット競馬のときには、女王と賓客とが馬車で競馬場へ下っていく道でもある。
ヴィクトリア駅裏側にあるグリーン・ライン・コーチ・ステーションからグリーン・ラインの702 番のコーチが1時間に1〜2本運行している。停車場は“Stop1”。所要時間はバスNo.によるが約1時間20 分。往復£10〜19。
列車ならPaddington 駅からスラウSlough 駅で乗り換えてWindsor & Eton Central 駅へ。乗り換え時間も入れると約40 分。またはWaterloo 駅から直通でWindsor & EtonRiverside 駅へ約1時間。チープ・オフピーク・デイ・リターンの切符ならPaddington発£11.70〜、Waterloo発£17.70 〜。