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王立園芸協会The Royal Horticultural Society(王立、つまりエリザベス女王が総裁)直属の植物園で、あらゆるガーデニングのスタイルを提案するために造られた。ガーデナー(庭師)養成学校も併設されていて、まさにガーデナー、園芸愛好家の聖地となっている。36 万坪といわれる広大な敷地は迷子になるほどで、庭の数は24 ポイント。まず入口で庭の案内書を買って、見たい庭を確認してから中へ入ろう。幅5m 長さ120m に及ぶ世界的に有名なミックスト・ボーダーは圧巻。ウオーター・ガーデンを含むワイルド・ガーデンは、自然そのものの姿を生かし、日本の庭園にも通じる造りだ。そのほか、多品種にわたる美しいローズ・ガーデン、ハーブ・ガーデン、温室、果樹園、そして森林浴が楽しめる遊歩道まである。なかでも見逃せないのが、ロック・ガーデン。岩を組んで造った築山に色
とりどりの花が植えられ、規模も華麗さもイギリス随一! また、自分の庭の見本にもできるモデル・ガーデンには庭造りのアイデアがふんだんに盛り込まれ、見学に来ている素人ガーデナーからは羨望のため息が……。
園内にはカフェ・レストランもあり、ここでひと息入れて庭巡りを楽しもう。入口脇のショップでは園芸関係のブックコーナーが充実している。花模様のテーブルウエアやカード類なども人気で、おみやげにピッタリだ。