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グラスミアの町から歩いて10 分ほどで、ウィリアム・ワーズワースが1799 年から1808 年まで住んでいた家ダブ・コテージDove Cottage に着く。もともとここは17 世紀初め頃に「鳩とオリーブの枝」と呼ばれる小さな宿屋
兼居酒屋として建てられたもの。今の本街道ができる前は、アンブルサイドからケズィックへ通じる街道に面していた。1799 年に妹ドロシーとともに移り住み、ここで暮らした8 年間は、ワーズワースの生涯のなかで最も幸せな時だったようだ。なぜなら、彼はこの簡素で頑丈な石造りの家で、詩人としての最高の仕事をしたからだ。そんなことを考えながら部屋から部屋へと巡るのはなかなか楽しい。隣にはワーズワース博物館もある。