北門

更新日
2022年12月24日
公開日
2022年12月24日
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清代光緒5(1879)年落成の台北府城の北門。承恩門とも呼ばれる。1895年5月29日、日清戦争の結果、日本に割譲された台湾の接収のために上陸した日本軍は城内住民の手引きでこの門から台北に無血入場した。町を取り囲んでいた城壁は日本統治時代に取り壊されたが、この北門のみ当時の姿で残されている。台湾の第一級古蹟に指定されているが、現在は道路に挟まれ内部の見学はできない。門の北側には光緒8年の記載がある「承恩門」の扁額がはめ込まれている。

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