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二二八和平公園内にある博物館で、現在の建物は日本統治時代の1915年に建てられたもの。地上3階、地下1階の館内では台湾の動植物や原住民族に関する展示を中心に、テーマ別の企画展も行われる。
外観はまるで古代ギリシャの神殿のようなデザイン。そのほかにも中央ロビーの天井はドーム型になっており、ステンドグラス越しに陽の光が入り、神聖でおごそかな雰囲気を醸し出す。展示品は元よりさまざまな西洋の建築様式が混在した建築自体も観賞のポイント。
前庭には中国最初の呉淞鉄道で走った「騰雲號」が展示されている。襄陽路を挟んだ向かいには、旧土地銀行を利用した分館がある。