キーワードで検索
台北の西側、淡水河沿いの地区は、台北発展の礎となった台北で最も歴史があるエリア。台北駅の南西に位置する西門町は、古くから繁華街としてにぎわい、現在は10~20代向けのファッションや映画館が集まる。日本の原宿と秋葉原を合わせたようなにぎやかな町だ。
「西門」という地名はかつて台北府城の西門があったことに由来している。夕方になると、授業を終えた学生たちが続々と集まり、夜の通りは夜市のようなにぎわいを見せる。劇場やショップが入る赤れんがの八角形の建物「紅樓」は日本統治時代に建てられた演芸場。現在も西門町のシンボルとして存在し続けている。
西門町に隣接する南の萬華はかつて「艋バンカー舺」と呼ばれた台北最古の繁華街で、台北はこの町から発展した。下町風情が色濃く残り、MRT龍山寺駅の地下街は地元のお年寄りの憩いの場となっている。
西門町は若者、萬華はお年寄りに人気が高い。どちらも歴史が深く、ローカルグルメも充実。西門町から萬華まで歩くと約15分。
龍山寺周辺は下町で、安くておいしいローカルグルメの老舗が多い。気さくでローカルな雰囲気に触れるのがこのエリアの楽しみ方。龍山寺隣の青草巷で体によい青草茶を飲み、町に溶け込もう。西門町は夕方から夜にかけて最もにぎわう。峨嵋街、漢中街の交差点付近を中心とする路地は歩行者天国になっていて、夜遅くまで散策を楽しめる。