台北101のお膝元にある四四南村は、おしゃれなカフェやショップが入ったリノベーションスポットとして近年注目を集めている。
この場所はかつて国共内戦後大陸から逃れてきた人々を収容するため造られた居住区「眷村(けんそん)」のひとつで、名前の由来は「四十四兵工廠」という工場で働く家族が暮らしていたためといわれている。
周囲に近代的な建物が立ち並ぶ台北市内にありながら四四南村は古き良きレトロな雰囲気を残しまるでタイムスリップしたかのような錯覚に陥る。
週末にはフリーマーケットが開かれ、多くの人でにぎわう。