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バンコクのチャオプラヤー川岸は、ラーマ4世時代の19世紀末に中国から移民してきた華人貿易商がオフィスや倉庫を建設し、貿易の中枢として栄えた。再開発もされず廃墟となって放置されていたそれらの古い施設のひとつが再生され、往時の文化や様子を伝える観光複合施設として蘇った。チャオプラヤー川に面して中国式の2階建てが細長いコの字型に建ち、最も奥の部分には廟と、往時のオフィスの様子が再現されている。
左右両側の1階部分にはショップやカフェがあり、ひと休みできる。2階は壁画の修復作業が進行中で、アーティストが壁画を再生していく様子も見学できる。
施設内は赤い提灯やイラストなどで装飾されているので、タイ人の間ではセルフィーやインスタのスポットとして人気。