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ラーマ5世の孫に当たるチュンポット殿下夫妻が迎賓用として建てたタイの伝統的家屋が、一般公開されている。建物内には夫妻の収集した古美術品のコレクションが展示され、入場料は新進芸術家のための奨学金となる。庭の奥にある小さな建物は、アユタヤーから移築されたラッカーパビリオン。2軒の建物を組み直して入れ子のような形で1軒にしたもので、内側の壁には『ラーマーヤナ』から引用した話と、仏陀の生涯に起こったさまざまなエピソードが金彩の漆塗りの絵で見事に描かれている。
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