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1424年、8代王ボロムラーチャー2世(チャオ・サーム・プラヤー、在位1424〜1448)が、王位継承争いで倒れたふたりの兄を火葬した場所に建てたもの。初めはクメール様式に似たふたつのチェーディーだけだったが、後に大きなプラーン(クメール式仏塔)と礼拝堂を増築し、寺院の体裁を整えた。
1958年の修復の際に、ボロムラーチャー2世がふたりの兄のために納めた宝物箱が発見され、それらはチャオ・サーム・プラヤー国立博物館に展示されている。大きなプラーンは途中まで上ることができる。内部には小さな空間があり、アユタヤー時代の壁画がわずかだが残っている。