キーワードで検索
1577年に創建され、以後歴代皇太子の公邸となったのがこのチャンタラカセーム宮殿。侵攻してきたビルマ軍に焼かれてしまったが、ラーマ4世が一部を再建し、ラーマ5世がバーン・パイン離宮を再建するまで王の別荘としても使われた。1896年3月からしばらくの間は、アユタヤー市役所としても使用されていた。
現在の博物館はプラヤー・ボーラーンラーチャタニンという官吏が収集した品を、宮殿内の馬小屋に展示したのが始まり。後に展示品をチャトゥラムク宮殿Chaturamuk Pavilionに移し、1936年2月に現在の博物館となった。展示は3つの建物に分かれ、ラーマ4世の私物、ブロンズ製の仏像、木製の衣装ケースなどが展示されている。