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カンチャナブリーから43km北西のクウェー・ノーイ川岸(サイヨーク郡シン村)にある遺跡。クメール時代、ここは河川交易の中継点だったと考えられている。遺跡の中心となる大乗仏教寺院は、アンコール朝のジャヤヴァルマン7世の頃(13世紀)に建てられたもので、ロッブリーにあるプラ・プラーン・サーム・ヨートと同系の建物だ。四角い境内の中に大きなプラーンがあり、周囲を小さな方形のプラーンが囲んでいる。さらにその周囲を屋根のある回廊が囲む。この寺院で発見された高さ161cmの石の観音菩薩像は、バンコクの国立博物館に展示されている。園内にはクメール時代以前の発掘物を集めた小さな博物館もある。