カート・コーン・ター(ウオーキング・ストリート・マーケット)

更新日
2022年12月1日
公開日
2022年12月1日
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100年ほど前、ワン川沿いのこのエリアはラムパーンの交易の中心地で、船着場には多くの品物が荷揚げされ、立派な木造家屋が建ち並んだ。この時代に建てられた建物は、タイ、ビルマ、中国、西欧の建築様式を折衷したもの。1916年にラムパーンに鉄道が通じると水運は衰退し、町の中心が川から離れてこの通りはさびれてしまう。長年忘れられていたこの通りで、近年古い建物を観光に活用しようという試みが始まり、2005年から週末にかぎりナイトマーケットが開かれるようになった。それにともない建物の修復がなされ、それまで小さな商店しかなかった通りに、レストランやカフェ、ゲストハウス、ブティック、アートギャラリーのラムパーン・アート・センターなどもオープン。ラムパーンの新たな観光スポットとして注目されている。また、毎週金曜の17:00〜20:00には、ワン川の北岸でタノン・ワッタナタムThanon Wattanatam(別名カルチュラル・ロードCultural Road)と呼ばれるナイトマーケットが開催される。こちらは伝統舞踊のパフォーマンスなども行われ、より伝統文化色の強いものとなっている。

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