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城壁の東側、カムペーン・ハク門からおよそ1kmの所にある四角い建物。アーチ形の入口をもつ立方体状の本堂外壁は、漆喰で作られたレリーフで美しく飾られていたという。南側には天女に囲まれて天から下りてくるブッダが、西側には父や親族に説法するブッダが、北側にはブッダが妻に説法するために戻ってきたときの様子が描かれていた。特に南側のものはスコータイ美術の最高傑作といわれていたが、今では残念ながらわずかに漆喰が残るのみ。崩壊する前に作られたレプリカは、ラームカムヘーン国立博物館に展示されている。東側にあるのは礼拝堂の跡。